The Best of the WORST album covers of 2013!


新年明けましておめでとうございます!。ワレには勝手に毎年恒例、ワースト・アルバム・カヴァーの数々を早速発表いたします。ちなみにブログはおそらく半年振りくらいの更新ということにありますが、ここは自分のプライベートを明かす場ではないので(色々あったけど)その辺の事情に関してはつれなくすっ飛ばす旨ご了承の程を、ってことでどうかひとつ!。まあその久しぶりの更新一発目が「酷いジャケ」なのは、「色々あったとか言うわりにゃ、狙ってたんじゃねえの?」とか思われるかもというのは甘んじて受けますので。ちなみに2013年のマイベストアルバムのリストも今月中には発表する予定ではあります。

ではマイ・セレクションの前にワースト人気盤のチェックをば、といきたいとこなのに、今のとこ何ッチフォークが2013年のワースト・カヴァーのリスト発表してないのね(どうした?)。他ではMac Millerあたりもよく選ばれてたがあれは狙いすぎと思うんで、やっぱここはKanyeの「Yeezus」にしとこうか。アートワーク無しってのはハナシにもならん!。Mos DefのアルバムやMassive AttackのDVDでも過去あったがな、というね。もうKanye磔の図でも良かったと思うんだけど、あちらはキリストのことになるとえらいマジになる方々多いんで、「イエス気取りかよ!」って突っ込む余裕とかもムリなのかね。

それでは突っ込む余裕たっぷりで楽しめる(?)ワーストなカヴァーの数々をどうぞ。


Chip Jack - Woods


口からモワっとエクトプラズムのように出ているのは、木々!(確かにタイトル通り)。なんかポスト・ロックっぽいのイメージするコレ、上もの奇麗めなIDM風でリミックス入ってるPlaidとかも思わせるサウンド。なので音だけ聴いたらカヴァーはデザイナーズ・リパブリックとかイメージしちゃったりするかも。まあ本作は次の奴のマクラとして選びました。


Dan-Le-Sac Vs Scroobius Pip - Repent Replenish Repeat


これね。またしても口からドバッとなのは「汝、常にキメるべし」がもう随分懐かしいDan-Le-Sac Vs Scroobius Pipの3作目。ライオンが生物を吐き出してるのはいいとして、パンダは笹しか出てこねえだろ、とか最初思った自分の突っ込みがまるで意味ねえやと気づきました。ロープとか目の付いた手とか出てきてるし。ただこれイラストのタッチや色合いなんかはすごく良いと思う。


Fright Pig - Out Of The Barnyard


ちょうちょがとまるくらい安らかに授乳中の豚さんに迫るのは大鎌を持った宇宙飛行士?、キラキラした農家の空に浮かぶイメージは大都会?、と「なんだこれ?」としか言いようがない。もしかしたらアルバム聴いたら意味分かるのかもしんないけど、問題なのは「分からなくても別にいいかな」という感じなとこか。シンフォニック&プログレなメタルバンドのデビュー・アルバム。


Islands - Ski Mask


タールかなんかまみれになってスキーマスクっぽいってことなの?、ちょっと怖いんですけど。一応聴いてみたらヌルいロックでまた「?」。写真の画質からすると映画のワンシーンみたいだけど、何かな?。


Thee Oh Sees - Floating Coffin


イチゴの山盛りの下から獣が顔を覗かせてるのかと思ったら、そうでもないみたい。これだけでも気持ち悪いというか怖いというかだが、画像検索するとスクリーン一面大量のこれがズラっとでてきたのには面食らった。女性ヴォーカルのややサイケなガレージロックで、音はとてもカッコよかったです。


Mystress - Heavy Mental


デザイン的にはど真ん中ワースト。でもイラストの雰囲気はメタルというよりノイズものとかにありそうな感じ。そういうサウンドなのかと聴いてみたら、80年代のいわゆるヘビメタなのをあえてやってるみたいなヒネリない代物で、ちょっとがっかり。それも含めてワースト気分。


Slava - Raw Solutions


フットワーク、ジューク入ったキャッチーなエレクトロニック・サウンドは悪くないが、ちょっとナルな雰囲気もあるカヴァーで台無し。


Statik Selektah - Extended Play


「出すアルバム出すアルバム」と言うか「出すトラック出すトラック」ってレベルでハズれがないヒップホップ・プロデューサーStatik Selektahはアルバムのカヴァーに関してはちょいちょいハズしてくるな。今回も一目見て「だせえ!」っつちゃったもの。このデザインで音がSFっぽい雰囲気でもないというのもアレですし。


Small Black - Limits Of Desire


味のある良いカヴァーだ。これ撮影する前バスタオル一枚巻いててワニの巣窟のそばで待機してたのかな?とか、この脚立横木みたいな金具がないので安定悪そうでリアルに危ないんじゃないだろうかとか、色んなこと想像させるという意味ではイマジナティヴなカヴァーといえよう。まあドリーミーなポップっていう中身を想像させないのは困りもんだけど。しかし全裸でワニのそばにいるのってすんごく心細くなりそう。


VA - The White Peacock Presents Dysthymia


顔はキリスト!、体はゴリラ!。おもしろいな〜。ブタゴリラならぬイエスゴリラってか。しかもヒップホップ風十字架ペンダント下げてるし。「Yeezus」これで良かったんじゃないの?。「Yeezus」にゴリラ要素なんかないんだろうけどさ。アンビエントよりなエレクトロニックサウンドのレーベル(?)コンピ。