Turn It Up!

ここ数年音楽を聞く量が爆発的に増えていることを考えて、聞いてきた音楽をブログで日々書き留めようと思ってしばし。ようやくはじめてやるぜと意気込んだとこで今日2月10日はJ Dillaの命日だったことに気がついてシンミリ気分のエピソード1。取り上げるのは2作品。

Harmonic 313 - When Machines Exceed Human Intelligence
   

Luke Vibert - Rhythm
   

Harmonic 313はヒップホップからテクノまでデトロイトサウンドと、グライムやベース、エレクトロを含むUKブレイクビーツサウンドのハイブリッドミュージック。Tom Middletonとのコンビにはじまるこれまでのキャリアを統括しつつ新しいサウンドを生んでいるのが素晴らしい。Vibertはおなじみほのぼのブレイクビーツ。こちらはブレイクビーツをとことん極めた結果。ともにUKのエレクトロニックミュージックシーンのベテランで、いろんな名義でいろんなサウンドをつくってきた2人がほぼ同じタイミングでデトロイトサウンドからの影響を感じさせるアルバムを出してきたのも興味深い。各々のやり方でDillaを偲んでいるかのようにも思えるのだった。