2012-01-01から1年間の記事一覧
今年も今日を残すのみ!。Robert Hoodの「Motor: Nightime World 3」で年収めだ。副題からも分かる通り、ミニマル・テクノの始(の一人)にして匠である氏が影響を受けたソウル、ファンク、ジャズなどを音楽的に反映させた、自己探求的意味合いもあろうシリ…
今年ももう残すところ2日。来るべき2013年への期待と去り行く2012年の追想が綯い交ぜになるこの時期ならではの複雑な心象に従えば、2012年って年を思い出させるアルバムか、2013年に期待できそうなジャンルのアルバムなんぞを取り上げたいとこ。しかし、そん…
90年代中盤ほんの数年間だけだったもののキュートなエレクトロやジャジーIDM専門のレーベルとして鮮烈な存在だったレーベルClear(憶えてる!)からアルバムを出してたMetamatics(憶えてるよ!)が興したレーベルがNeo Ouija(憶えてるとも!)。そこからア…
ブリストルの(クラブ)ミュージックには陰と陽、柔と剛、静と動...などなど相反するものが同居する美を感じるものが多いと思ってて、Massive Attackの「Blue Lines」なんか最上の例じゃないかなんて言ってみたりしているんだが、正にそういう作品だった「Or…
良く考えたらAction BronsonってMeyhem Laurenのアルバムで存在を知って、ついでにチェックしてみたのがそもそも聴いたキッカケだった。どっちかと言うとそれ以降Actionの方が活躍が目立ってるのは意外というかね。まあActionに比べるとMeyhemはあんま他人の…
その存在を知ったときはイロモノな感じ相当だったのに、今やプロップスちゃんとゲットしてるなぁAction Bronson。先月リリースの最新ミックステープではそれがさらに固いものにものになるのは必然...なのは全曲The Alchemistプロデュースだから!。仕事しま…
このレスラーか何かかと見まごう屈強なガタイを誇る御仁こそ、ブロンクス生まれのプエルトリコ系ラッパーChino XL。「RICANstruction」は3年ほど前にリリースのアナウンスがあったものの、プッシュプッシュね!のプッシュバック(つまり延期)の果てに今年よ…
Bambu De PistolaはかつてLAのフィリピーノ・ギャングに属していた経験を持つ、モノホンなギャングスタ・ラッパー?!...と言っても社会的メッセージ性の強い詩をラップをするコンシャスラッパーで、なおかつジョークやユーモアのセンス抜群っていう不思議な方…
ミネソタはミネアポリス・レペゼンなヒップホップクルーDoomtree所属のラッパー&プロデューサーP.O.S.。「We Don't Even Live Here」はソロ4作目。インディでオルタナなヒップホップ・スタイルをさらに推し進め、今回は更に音も詩もパンキッシュなアティチ…
ブカレストのLiarってトラックメイカーの(デビュー作?)「Strange Love」。ガラージ、2ステップ、ダブステップなどのグルーヴに、ダークで少しだけ不穏かつ幻想的な音の情景の妙が中々聴かせるEPでしたよ。その妙とサウンドは、「愛は奇妙な場所に潜む」と…
Terror Danjahの2ndアルバムは前作よりロウなグライム寄りになって、ダーク・クロウラー・ライジング!。全14曲中8曲にゲストをフィーチャーしていて、残る6曲の内4曲のインスト・トラックがガラージ、ダブステ、テクノ(!)風などグルーヴに工夫がある作り…
跳ねるハット。下っ腹にくるキック。抜けのいいスネア。唸るベースライン。ファンキーでロウな肌触り。ミニマルだテックだってのは大まかな概要のことを指してるようなもんで、つまりは極上のファンク・ミュージックってことよ。必要なものだけで描かれてい…
コンニチワ、ビ**ズ!...なんて時候のあいさつもそこそこに一ヶ月ぶりの更新なのはワケがあり!。11月になってPCがぶっ壊れちゃってね〜って、簡単な理由だなオイ!。先月末新しいPCを導入してようやくレザレクションにこじつけ今日という日に至ったという…
前回のピックGuillaume & The Coutu Dumontsの「Twice Around The Sun」に3曲ほどヴォーカルでレーベルメイトのDave Ajuが参加していて、久しぶりに名前聞いたなと思って。そんな彼もこの夏にアルバムを出していたので早速聴いてみたところこれが中々良かっ…
GuillaumeとThe Coutu Dumonts、二人合わせての反対でGuillaume Coutu Dumontが一人でやってるユニットがGuillaume & The Coutu Dumonts。「テクノっぽい音でハウスだからテックハウス」とか「生音使ってるハウスだからディープハウス」みたいに単一的なもの…
またまたLAアンダーグラウンド探訪の巻で、本日はシーンの中でも極めてならず者な雰囲気プンプンな軍団(レーベル)Machina Muerteいってみよう!。その中心人物はどさぐれラティーノMestizoと、タトゥー・アーティストでもあるらしいIsaiah Toothtakerで、…
最早「フィード・ミー・(モア)ダーク・シングス!」とばかり言ってる人みたいになってきた今日この頃。いやダークなだけじゃなくてホラー、ゴシック、サイケ、トリッピーでドラッギー、ダビーでなんならコズミック感にグルーヴ感も!、なものが好きなんで…
シンプリー・ビューティフル!
MA Doomに続いてはJJ Doomだと?!。しかもJJはJneiro Jarel、つまりトラックメイカーさんなので今回はDoomのラップが楽しめるっちゅう寸法のはず!、という期待が高まるのがMF DoomとJneiro Jarelのコラボアルバム「Key To The Kuffs」。JJのトラックはエレ…
Jurassic 5の1stアルバムが出たのって2000年のことで(実質的なデビューは1998年のEP盤だろうけども)、最後のアルバムが2006年ということはその間6年ってことだが、思えばそのラストアルバムからもう6年も経ってるんだな、と。そんなこの6年の間、J5のメン…
ヒップホップはやはりNY!。ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラヴNY!、とか言ってる昔気質なド頭の持ち主(ヘッズの意味)なら気にならないはずがないこのユニット、その名もLuv NY!と、そのまんまライク東!(←イーストコーストにも引っ掛けている) 。それもA.G.…
2日連続The Alchemistで酩酊状態がメインテインな本日はDomo Genesisとのコラボアルバム「No Idols」!。Domoくんと言えばOFWGKTAのなかでも際立つハッパ好き好きラッパー、ということでALCビーツはボトム深くもレイドバックした気だるくメロウな雰囲気中心…
Gangreneの2ndアルバムにOh Noのソロと続いてThe Alchemistもソロアルバムを出してきて、今年はギャングリーン・ギャング(ぼくが考えた「Gangrene好き」くらいの意味)にとっては実り多きいい年じゃないか!。しかもこの「Russian Roulette」がまた実に興味…
この夏UKのチャート見てたらPlan Bの3rdアルバムが初登場で1位に入ってたんで「また売れてんだな〜」とか思いつつ聴いたら「これで1位か!」という中々ハードな出来で感心したのだった。まずもって「ヒップホップ回帰」って雰囲気のトラックが良くて。ヒップ…
しかしこのブログはじめて更新2ヶ月以上も空けたのはこの度が初めてってことの方が我ながら意外だな〜なんて思いつつ、従来のフォーマットで久しぶりのブロギングな本日は小手調べにあまり取り上げがちじゃないタイプのブツにしてみようかな、ということでTh…
バック・トゥ・ザ・マシンガンリスニング!。2ヶ月以上ぶりの更新だ!。いや今年の夏はいっちょ家のエアコン使わず過ごそうと決めたはいいものの、そりゃ毎日アホみたいに暑くてブログ更新どころかPCに火入れるのもままならねえやという日々で、その上9月の…
...Soon!
ヘイ・ヤング・ワールド!、元気カナカナ?!。まだまだ続く上半期まとめシリーズ、今回はヒップホップ!。前回までのは基本ブログで取り上げてなかった、または書き損ねた作品をリストアップという意図でやっておりましたが、このヒップホップ編は全てブロ…
もう8月か!。上半期まとめシリーズあと数回あるんで急がねば、9月なんてすぐだ。...9月になったら多少は涼しくなってんだろうな〜と数分ボーっとしたところで今回はテクノ、エレクトロニック編。渋イィ作品沢山出てる全10作。
上半期まとめシリーズ第2回はBeats編。エレクトロニックミュージックの中でもビート中心の、サブジャンル名で言えばダウンテンポ、トリップホップ、ファンキー、UKガラージ、2ステップ、ダブステップなどなどね。と言っても今年はアルバム丸々一作ダブステッ…