Soundtrack Of My Life

The Cinematic Orchestra - Les Ailes Pourpres (The Crimson Wing: Mystery of the Flamingos)

エモーショナルでドラマティック、そしてなによりシネマティック!。Jason Swinscoe率いるThe Cinematic Orchestraが遂にホントの映画音楽を手がけたよ!。ディズニーが製作したフランスのフラミンゴのドキュメンタリー映画のサントラだそうで、中々謎な組み合わせだ。「Ma Flaur」から「To Built A Home」が使われてた予告編が既に素晴らしかったんで本編も見たい!。が、どうせ日本では公開はないか。自分とこの映画ですら何デミーかなんか取らねえと大騒ぎしねえような国だからな。


〜合わせて聴きたい作品〜


The Cinematic Orchestra - Remixes 98 - 2000 (2000)

今はあまりやってない様子だし、これからもあまりやらないであろうリミックス仕事を集めたアルバム。作品は素晴らしいがゲーム「D2」のスコアのリミックスは、彼らのディスコグラフィーにあの長髪デブの名前が残るという事実が汚点と言わざるを得ないのがなんとも・・・。


Plaid - Heaven's Door (2008)

Plaidの新作もサントラだけど、Jの事務所のタレントや誰?って感じの女優が出てる日本映画のサントラとは・・・。予告編だけでそいつらの演技がヒドイのが分かる上に、主題歌は「Knocking On Heaven's Door」のショボイ日本語(!)カバー。そんでこれ隠れた逸品という感じだったドイツ映画「Knocking On Heaven's Door」のリメイクなのね。オリジナルを搾取するかのようなこんな代物にねえ・・・。監督がなんとかキンクリートの人だって繋がりらしいとは言え。


Craig Armstrong - The Space Between Us (1999)

Massive Attackのセカンドアルバムのストリングスアレンジで注目を浴び、サントラも手がけてアルバムも出してるCraig Armstrong。The Cinematic Orchestraは彼の立ち位置に近くなってきたか。音楽的にも。「Les Ailes Pourpres」聴いて即思い出した実に素晴らしいアルバム


David Holmes - The Holy Picture (2008)

バリバリのテクノ出身だけど「オーシャンズ11」シリーズなど今やサントラ作家でもあるHolmesさん久しぶりのアルバム。前作以降NYアンダーグラウンドロックからの影響が強くなってますが、サントラ的映像感覚を呼び覚ます音作りもされてて、それって実はデビューアルバムのころからそうなんだぜ。


・・・なんだか憤りを感じる事例のため攻撃的な内容になってしまった。The Cinematic Orchestraには申し訳ない。とても穏やかな音楽なのに。