The Aftereffect

Clark - Growls Garden (EP)

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突然の「覚醒」って勢いだった前作「Turning Dragon」は音もウケも結構なはじけっぷりだったんだが、早くも次の手を打ってきたUKのテクノアーティストChris ClarkのニューEP。シカゴのゲットーハウス風バンピンなトラックもあったりするも「Turning Dragon」そのまんまではなく次を予感させるバリエーションに重きを置いてるよう。このタイミングで出したというのは安易にはっちゃけた方には行かんぞという早めの意思表示なのか。Clark流アシッドって風味の2曲目なんかがイイ感じ。


〜合わせて聴きたい盤〜


Clark - Turning Dragon (2008)

覚醒というかタミフルかなんか飲んで・・・みたいな感もある、件の盤。90年代初期〜中期にテクノミュージックが「リスニング用」と「フロア用」に分かれ始める頃、もしくはその直前の頃の音を連想したりもした。


Speed Jack - Surge (1996)

・・・コレとか。LFOMark Bellのソロ。この名義ではアルバムはコレだけか。後にDepeche ModeBjorkのプロデュースをやったりする。


Polygon Window - Surfing On Sine Waves (1996)

このアルバムなら名曲「Quoth」や「Quixote」辺り。しかし90年代は神のごとく君臨したRichard D James AKA Aphex Twin。次なる10年でリヴァイヴァルはあるのか?。