Can I Get An Encore?
Tom Middleton - One More Tune
- アーティスト: Tom Middleton
- 出版社/メーカー: Renaissance Dance UK
- 発売日: 2009/05/26
- メディア: CD
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Mark PritchardとのReload, Global Communication、Jedi Knightsでお馴染み・・・ってもコンビで仕事しなくなってからの方が今や長いのか。Tom Middletonのミックスアルバム。DJプレイの最後「あと1曲」に掛けたい曲を集め、全曲にMiddleton本人がリミックスなりエディットなりの手心を加えたという趣向なんで「またミックス盤?」などと言うことなかれ。クラウドの「One more tune!, One more tune!」のチャントに答えるように滑らかに始まる本作。ハウス中心は予想内だが若干プログレッシヴトランス物な方に意識が向いてる気がする曲があって、まだ踏みとどまってるぐらいの按配が意外とコレ気持ちいい。ただこの先極端にそっちに行くってことは・・・ないよな?!。それと「Strings Of Life」のリミックスに注目集まってるけど、それよりラストThe Horne (!)の曲とJoe Smoothの「Promised Land」のマッシュアップ的ラストが激感動もんだった。全体的にはクラッシーな彼のセンスの良さが出てる。同内容のミックスとアンミックスの2枚組み。
http://renaissance.com/eflyers/TMOMT/TMOMTlaunch.htm
合わせて聴きたい盤
Tom Middleton - Lifetracks (2007)
名盤。この静かなる情感！。ピュア＆インテリジェントテクノのReload、アンビエント＆チルアウトのGlobal Communicationやってた人が2000年代にアルバムを作ったらこんな素敵なアルバムになりそう、という理想的想像がことごとく現実になったかのような。清涼感溢れるエレクトロニックサウンドで、オーガニックな印象さえあるという。「Shinkansen」だいすき。ただコレといい今回の「One More Tune」を含む他のMiddletonの仕事を聴いてると、相棒のPritchardが「クセをつける」担当だったとか思ったり。
VA - Renaissance 3D by Tom Middleton (2008)
昨年出たミックスアルバムは3枚組み！。アッパーなフロア仕様のディスク1「Club」とチルなディスク3「Home」はもちろん、エクスクルーシヴ音源を含むディスク2「Studio」が嬉しい。コレに入ってるCosmos名義でのアルバムも期待。
The Horne - Hornography (1997)
「One More Tune」はこの名前が出てきたのが嬉し懐かしだ。Steve Hornという人がやってたユニットで、アルバムはMiddleton & PritchardがやってたEvolution / Universal Language Productions Ltd.からの一枚のみ。一言で言うとあのClear Recordsの様なサウンド。すごく好きなんだけど、今なにやってんのかな。検索してもインフォが出てこない。再発は・・・期待するだけ無駄か。
The Best Of Bleep...
http://beta.bleep.com/index.php?page=dynamic&module=tommiddleton
・・・今年で5周年を迎えた音楽ファイル販売サイトBleep。記念企画として色んなアーティストにお気に入りのBleepで買える作品を選んでもらってるんだが、MiddletonがHarmonic 313を挙げてた。これぞコンビ愛！。
