Quick And Kingpin

DJ Quik & Kurupt - Blaqkout

まあすっかりヒップホップブログ化してるわけですが、今日は西のヒップホップをあんまり取り上げてなかったなという反省も込めつつ大物のコラボで「いってこいのチャラ」にしたい。DJ QuikとKurupt The Young Gottiってイカス顔合わせだぜ!。ここ数年作品を出すたび新しいことをやってるのがカッコいいQuikさん。今回はハンドクラップとビートも硬質なファンクネスがシビレル。色んな意味でアグレッシヴなKuruptのラップも好調。西っぽいメロウネスは控えめだけんども、レイドバックしたいって御仁たちもこのシリアスなファンクっぷりに目が覚めるぞ。西だろうが東だろうが「ベテランをナメるなよ」!。




〜合わせて聴きたい盤〜


DJ Quik - Trauma (2005)

リリース時は頑固な西好きにはあんまり評判良くなかったみたいだけど、Quikさんのプロデューサーとしての資質は十分発揮されてる前作。The Game、T.I. 、Luda、そしてJodeci!とゲストの凄さも含めてね。この人はスムースさやメロウネスだけじゃなくて、そういったものも含んだ常にクールなファンク作りにエイムが向いてるんだろうな。



Tha Dogg Pound - Cali Iz Aktive (2007)

Kuruptに関してはDazと仲良くしてくれれば基本文句なかったりして。
DPG復活の嬉しい一枚。今年また再結成ってホントか?。



Kurupt & Rascoe - Frank & Jesse James (2008)

Kuruptの前作は実弟Roscoeとのアルバム。まあファミリービジネス優先は仕方ないか。