Scattered From The Inside
Louderbach - Autumn
もっと暗え音楽聴きてぇ〜暗えやつをよ!。激しくても静かなのでもいいから!。っていう精神状態がめっぽう良好なとこにピッタリの盤が本日のピック。Richie Hawtinのミニマルテクノ総本部「M_nus」からTroy PierceとGibby Millerの2人でLouderbachのセカンド!。まず前作よりヴォーカルが増えてるのがビックリ。しかしトラックはM_nus印ばっちりのミニマルテクノで、ヴォーカルを乗せるのを意識してないかのようなしっかりしたもの。ダウナーなヴォーカルもぴったりで暗カッコいいアルバムだね。全曲ヴォーカル入りでも全然OKだったかもだし、ゴシックロック好きって人にもイけそう・・・ってかこのお2人、Joy Divisionとかアーリー80sの暗えロックが好きなんだって。M_nusの「極北魂」共々内に秘めたる意趣を感じるぜ。聴いてるともう、すっかり秋から冬あたりの気分です。
〜合わせて聴きたい盤〜
Louderbach - Enemy Love (2006)
SlacknoiseことTroy Pierceはベルリンのトラックメイカーで、Gibby MillerはLAのヴォーカリスト。思えば「Autumn」のかような仕上がりは当然だな。むしろこの1stにヴォーカルがほとんど無い方がおかしい。Gibbyさん何をやっておったのか?。エレクトロ風味やインダストリアル風味もあるトラックのヴァリエーションはこのころからのものだけど。
今月にも160回を迎えるResident Advisorのポッドキャストミックスシリーズの記念すべき第001回が奴、Troyだった!。ちなみに100回目はTroyの上司(?)Richie Hawtin。聴きたかったらRAのサイトにログイン!。
The Trouble - Nobody Laughs Anymore (1998)
一方Gibbyは90年代後半にボストンでパンクバンドのヴォーカルやってた人だそうな。へー。両腕タトゥばっちりで、見てくれもパンクバンドのメンバーって感じ。バンドはちょっとしか活動してなかったみたいだけど、結構カッコイイじゃありませんか。Joy Divisionのカヴァーもやってるし。
・・・そのJoy Divisionのカヴァーじゃないけど、The Troubleの曲「てめえtube」にあった。