Method Man, Ghostface Killah & Raekwon - Wu-Massacre


こうなりゃ死ぬまでB-BoyまたはB-Girlだ!、と腹を括ったというタイプの者には先月末から今月にかけては大変なヒップホップアルバムリリースが続くのはもう承知だわな!。ということで、長らく開店休業状態だったこのブログも慌ててリローデッドの心であります。ホントに「ブログ更新したいと言うだけのブログ」になりかねないとこで。

そんな勝手に休んで勝手に再開のマッチポンプ的復活ではあるものの、選んだのは相当なブツですよ。Wu-Tang ClanMethod ManGhostface Killah、そしてRaekwonのトリオによる「Wu-Massacre」!。これは!。早速期待大で聴いてみての一言は・・・「物足りない・・・」。スキットを含めて全12曲でたった30分。曲も全体的に「急ごしらえ」な印象を受けるものが多いし、3人がそろって登場しない曲とかもあんのね・・・。カッコいい曲はとことんカッコいいし、Wu-Tangの準構成員のアルバムっぽい瞬間があるのは好ましかったりで十分楽しめるものの、Wu-Tangびいきなら「この3人のアルバムならもっと良くてもいいんじゃないか」と思うべきだな。あるいは逆にこのアルバムが良すぎたらWu-Tang本体の立場がなくなっちゃうかもしれないわけで、だからってことでコレくらいにしたのかな?。まあ少なくともマーヴェルが手掛けたアートワークに関しては「今年はこれ以上カッコいいものは出ないであろう!」と断言しよう!。そして「Our Dreams」は今年のマイベストソング、そのナンバーワンはカタいと断言しよう!。


・・・その予告編!。


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Method Man, Ghostface Killah & Raekwon - Our Dreams (Ant Acid Remix)


こちらはサンプル元ネタであるマイコーの「We Almost There」を、Alicia Keysがカヴァーしたヴァージョンに入れ替えたリミックス。トラックもAliciaのヴァージョンを使ったマッシュアップ的な感じでオフィシャルなモノなのかも分からないが、これまた素晴らしくて今年のベストリミックス枠まで埋まっちゃった。画面にはアルバムが映ってますけど、当然未収録。またAlicia版「We Almost There」は彼女の昨年のアルバム「The Element Of Freedom (Empire Edition)」のディスク2に収録。