Masta Killa - Live


オイラだって「Ain't nuthin ta f- wit」だってえの!ということで引き続きWu-Tang Clan特集!。Wu-Tang第9番目の刺客Masta Killaの登場だ・・・それも「Live」で!。他のメンバーがソロでまだ出してないのに!。Wu-Tangにおいては一番「普通のラッパー」であるのがキャラという逆説的なこの男、ライヴにおけるラフでワイルドなラップぶりも普通にカッコ良かったりして。Wu-TangからはInspectah DeckとGZAが参加してるが、GZAは5曲もフィーチャーされてて自分の曲やRaekwonの曲(のGZAのパート)をやってる。これがまた良くて、Masta Killa再確認と同じくらいかそれ以上に「GZAのライヴ盤聴きたいな」という気になっちゃったり。それもMasta Killaならでは・・・なのか?。


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Masta Killa - No Said Date (2004)

Wu-Tang最大の謎、それはOl' Dirty BastardよりもこのMasta Killa!。なので(?)ソロデビューは順番が一番最後なのは当然だとしても、実際出たのはなんと2004年。Wu-Tangの1stから10年くらい経ってるよ。Wu-Tangを取り巻く環境はおろか、もろもろの価値観すら変わってそうな年月だわな。そんな中出てきたこの「No Said Date」。こいつがWu-Tangのソロ群の中では上から数えた方が早そうなくらいの傑作だったりするんで、謎は深まるばかりなんである。RZA、Tru Master、Mathematicsらのトラックが映画音楽を使ったケレン味のあるモノが多いってのがカギだな。タイトルトラックや「Digiwarfare」は他のWu-Tangのソロ作にない味を見せつつ素晴らしい出来で、今回の「Live」でもハイライトになってるね。


・・・てなこと言いつつODBに「持ってかれてる」この曲を。ダン!ダン!ダン!ダダ〜ン!。生前最後の勇姿?(泣!)。


Wu- Tang Clan - Disciples Of The 36 Chambers: Chapter 1 (2004)

2004年にはWu-Tang本体がライヴアルバムを出しています。メンバーのソロ曲も含めて30曲近くが次々に演じられる大ヒットパレード。チャプター2はどうした?。