Jaheim - Another Round

今年最初のR&Bネタですが、今年のマイベストアルバムR&B部門第1位!確実なのがJaheim様の5thアルバム!。最初に聴けたタイトルトラックが「Usherとかにやらせときゃいいのに」みたいな曲で「おぬしのような御仁にかような小細工は必要ござらんのに!」なんて少し心配してたものの、その曲以外は基本コレまで通りのサウンドなんで大丈夫、ってか最高!。Naughty By NatureのKay Geeプロデュースで出てきたデビュー当初のノリが不変なのが嬉しい。コッテリなのに軽やかさもある、大人の男の必需品ってな按配。憧れる!。


♪Hey!, How you doin'?


こんなタッチの曲も。濃厚なソウルの持ち主である一方、「コテコテのR&Bは苦手」という人にも薦められる歌い手さんです。



〜If you like this title, I also recommend...〜

Jaheim – Classic Jaheim Vol. 1 (2008)

この方、ラッパーのようなイカツい見た目なのに、実にシルキーでスムースかつソウルフルな声のシンギンで最初はビックリしましたね。まあ生い立ちもラッパー並みなハードさだったそうで、最初3枚のアルバムタイトルに全部「Ghetto」ってついてるし。2001年のデビュー盤から前作のまでの過去4作からセレクトしたベスト盤がこちら。00年代の男R&BシンガーでMVPを挙げるとするなら・・・John Legendかこの男かってとこ。最近美人局的捜査にまんまと引っ掛かっちゃったDの方はちょっとな・・・。


Koffee Brown - Mars / Venus (2001)

Kay GeeがJaheimと同時に送り出した男女ソウルデュオ。どちらもネオソウル感覚と同時にKay GeeがZhaneで確立したディスコ感があるのがポイント。繰り返しになるがJaheimの新作はその辺りがちゃんと香るのがとても良かった。が、一方Koffee Brownのリリースはこれ一作だけ。今や活動してるのかどうかも分からない。男女デュオってやっぱ難しいのかな。


是非上のAin't Leaving Without Youと聴き比べて見てください!。


Krumb Snatcha - Classics (2007)

実はアルバムでもモロにヒップホップなトラックってのは少ないJaheim。ラッパーのゲスト参加仕事もBustaやTrick Daddyはまだしも、Cam'ronとかNellyとかってのは、なんて思ってたらこんなのがあります。Gang Starr FoundationのKrumb Snatchaのアルバムにフィーチャリングがあるよ!。・・・なんてこれ2nd収録の「Let's Talk About It」を使ったってのが真相でしょうな。クレジットも「Featuring Jahiem」って綴りも間違ってるし。


でも凄くカッコいいんだこの曲。

おまけCuriosity Killed The Cat - Name And Number (1989)

Jaheimの「Ain't Leaving Without You」の元ネタは言うまでもないが、その元ネタの元ネタがこちら。懐かしい!。もう20年前の曲か。UKのちょっとブルーアイドソウルなポップバンド。2ndアルバムに収録。