Kool Keith - The Legend Of Tashan Dorrsett


自分のブログのセールスポイント?...それ以前に「ちゃんと更新しろ」ってレベルから問題や改善点が山積でして!って中、間違いなく約束できるのは「Kool Keithがアルバム出したら必ずチェックして取り上げる」ってことでしょうか。たとえ非常事態下だったとしてもね!。とは言えここ10年くらいでは珍しく昨年は丸々アルバムリリースがゼロだった大先生、今年ようやく出た本作も「Tashan Dorrsett」(2009)のリミックス盤なんで少しだけズッコケ。参加リミキサーはオリジナルを手掛けたDJ Junkazが4曲、他にTr Love、Marly Marl(!)やAgallahなどなど同郷の中心で、トラックも総じてビートがより重くなってるが、極端なアレンジを加えたものは少なくリミックスの面白さってのはそれほどでも。Kool Keithの次のオリジナルアルバムがこの布陣だったら良いかもしれない。
Kool Keith - The Legend Of Tashan Dorrsett (Trailer)



〜If you like this title, I also recommend...〜

Yeti Beats - This Is Not A Hotel (2011)


2009年の「Bikinis N Thongs」でKool KeithがDenis Deftと共にコラボったYeti Beatsも先月フリーのミックステープを発表。Kool Keithが3曲参加してるこれがヒップホップのみならずエレクトロやレゲエ、ロック風まで展開する面白い出来。ゲストもSizzla、Bushwick Bill、Junior Reidなど随分豪華なんすけど。ビッグビートものが好きだったって人にも薦められるようなこれの方がリミックス盤っぽい。
Yeti Beats - LA Girl (feat. Fatlip)

80's風変なトラックにFatlipの変なラップと変な動き。でもこれがあんまり浮いてないくらいアルバムは色々で。


Motion Man - Adult Situations (2010)


Kool Keithの後輩分なラッパー、Motion Manも昨年3rdソロアルバムをリリース済み。大先輩は参加してませんが...。アルバムカヴァーのアートワークやタイトルなんかからさぞやエロいものを想像したら、UnagiとJethroeの手掛けたビートが流麗かつアーバンで、スイートソウル風なものまであったりしてサウンドはかなりオシャレな作りで驚いた。Kutmaster Kurtのリミックスも収録。

まあエロいんですがね。


Kuto Masta Kurto - Funky Redneck Visits Nippon (2010)


...というわけでこれも一緒に。Kutmaster Kurtが2009年のニッポン公演の為にルークーのキースーさんと来日した際ゲットした音源を使って製作したというビート集。「パートタイム・ニンジャ」とか「ホーニー・イン・ハラジュク」(何やってんの?)とか曲のタイトルは面白いが極端にオリエンタルな感じじゃない、ファンキーなレッドネックビート。ローマ字風?な「Kuto Masta Kurto」名義。
Kutmaster Kurt - Inspector Shingo


おまけKool Keith - Betrayal (2011)


アルバムまだだけど最近新曲も出ました!。と思ったら、かつての盟友Jacky Jasperをディス!。何があった?。