Terrace - Face Infinity


デトロイトテクノに影響を受けたヨーロッパのアーティスト第一世代?、オランダのStefan Robbers A.K.A. Terraceが久しぶりのアルバム出したのは今年頭のビックリニュース。2006年の前作は既発シングルをまとめた半分コンピレーションみたいな構成だったそうなので、その前からだと15年ぶりか!。そんな新作はもろデトロイト・インフルエンスドな雰囲気はやや押さえ気味でも90年代中ごろの「テクノ」サウンドに、プラスそれがテーマって言っていい程かなりダブな音なのが特徴。これもベーチャンなんかのダブテクノとは違う音像で、ダブさ加減がかなりロウな感じ。90年代は「テクノ・ミュージック」って言ってたサウンドは2000年になってからは「エレクトロニック・ミュージック」という言い方になっていったと思うんだが、「Face Infinity」は明らかに前者で呼びたいようなアルバムです。
Terrace - Face infinity

アルバムプレビュー動画。



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今で言う「ダブテクノ」ではない、ダブワイズなテクノで思い出すのがBanduluの2nd。1stはアッパーなデトロイトテクノ、3rdはもっと全体的にダブ処理の方に意識が行ってる作りで、2ndはその中間っぽい結果もあるんだろうテクノ感とダブ感のバランスとか、「Face Infinity」はTerraceの過去作よりこのアルバムに近いような。しかしTerrace、Bandulu、Eevo Lute、Infonet...懐かしいな〜。
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