Chelsea Wolfe - Apokalypsis


アルバムのカヴァーアート良いでしょ?、聴いてる間は目がこんななりそう!。2011年のマイベストアルバムリスト、唯一ブログで取り上げてなかった本作Chelsea Wolfeの2ndアルバム「Apokalypsis」、正確には「Ἀποκάλυψις」を今日のピックに選んでリスト納め!。遠くから聞こえてくるようなホーンティングなヴォーカルの、ダークでゴシック、音的にはドゥームやドローンの要素もあるメタル...じゃないフォークロックってのがユニーク!。最初思ったのはPJ Harvey(実際よく引き合いに出されてる)で、あれの「情念」がゴシックな要素になってるって言うとイメージし易いかも。また1stより全体的に洗練されつつアーシーな雰囲気が増してて、太いギターが印象的なブルースロック寄りと言っていいサウンドになってるとことかも。よってゴシックってもかなり乾いた風合いなのがヨーロッパのゴシックっぽさとは違う面白い個性感じますね(ちなみに彼女LAの人です)。ピッチフォークのレビュー見るとSonic YouthPortisheadなんかの名前も挙がってたりして、オレなんかはさらにDepeche Modeの「Personal Jesus」とかも思い浮かべたり、良い連想もいっぱい出てくる。雰囲気十分でかつロックアルバムとしてもカッコイイので、こういうゴシックものの(ゲートウェイ・ドラッグならぬ)ゲートウェイ・ミュージックとしてもオススメしたい。あと語弊があるかもしれないが凄くアイドル性を感じる。ゴシック・アイドルとはこりゃ最高!。
Chelsea Wolfe - Mer

何がおっぱじまるんだ?、とワクワクするね!。

Chelsea Wolfe - Sunstorm


アルバム未収録の新曲(?)。こういう雰囲気も良し。



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Chelsea Wolfe - The Grime And The Glow


2010年末にリリースのデビューアルバム。独自なムードは既に完成してはいるが、音楽的にはかなりラフで2ndのデモテープっぽい感じも。実際本作収録曲のリレコーディング曲が2ndに入ってたりする。あと2ndはペイガン、ウィッカな要素増してるってのが大きいや。
Chelsea Wolfe - Bounce Hhouse Demons

恐らくビデオはオフィシャルではなさそう。この曲2ndには「Demons」のタイトルで再録されてる。


おまけChelsea Wolfe - Black Spell Of Destruction


なんとBurzumのカヴァー!。ブラック・メタル聴いて「愛らしい」と思ったの初めてだ。