The Best of WORST Album Covers of 2012!
はい。今日から仕事始めというとこもあろうでしょうが、お屠蘇フレイヴァーはスティル・イン・ジ・エアーな正月四日。あけましておめでとうございます!。一年の計は前年のひどいアルバム・カヴァーたちにあり!という自論から、2012年ワースト・アルバム・カヴァーのリストで今年はスタート!。しかしネットが当たり前になった昨今、ナチュラルにヒドいものって年々少なくなっていくような傾向があるのかなという気がします。評判や他人の失敗なんてすぐ調べられるし、簡単に吊るし上げられるし。なんで、昨年のワースト一番人気Death Gripsの「No Love Deep Web」はそんな時代をあえて逆に狙ったものなのかも知れぬ、なんて存在意義を考えたりして。まあ、にしてもあまりにそのまんまなヒドい一物...いや一品だわな!(ここにのっけた写真は修正ヴァージョンです)。そんなワケで今年もヒドいのが良い、そして大手音楽サイトのこの手の企画で選ばれてなかったということで選んだ10作をドーゾ。
:Wumpscut - Women And Satan First
なんて言いつついきなりひっでえの!。アートワークでなんかあんまり係わり合いたくないって気分にさせるとは。ドイツのインダストリアル・テクノらしいが、聴く気全然出ねえや。もし自分に思春期の子供がいて、そいつの部屋からこのCD出てきたら、悪魔崇拝どうこうよりセンスのなさにショック受けそう。
Bat For Lashes - The Haunted Man
こういう感じなことしそうな人でもあるものの、なんかワーストっぽい雰囲気。裸になった写真に限って顔がコシノジュンコみたいに写ってるのも腹立つ。音は良いのは言うまでもないか。
VA - Future Sounds Of Jazz Vol. 12
ドイツの老舗クラブジャズ・レーベルCompostのレーベルコンピ。前回「11」もあんま良くなかったのに今回も。気持ち悪いな。
The Sheila Divine – The Things That Once Were
アウトサイダー・アート風のイラストはそれだけでワーストへの入り口でもある。
Dustin Wong - Dreams Say, View, Create, Shadow Leads
チル、と言うか脱力してしまうような。また、これイラストのタッチがまず実際にこういう写真を取って、その後上から絵を描いたという風に見えなくもない。
Spacin' - Deep Thuds
これStonesじゃないんだって!。しかもカヴァーやパロディですらないようで、じゃあなんでこんななんだ。しかもどうやら問題になったらしく、口を目玉に変えてリ・リリースしたらしい。音はVelvets風で悪くない...って、そこもStones風じゃねえのか!。
Hard-Ons - Smell My Finger
オーストラリアのパンクバンドのアルバム。これをワーストというのはちょっと芸がなさすぎる気も?。まあデザインや世界観含めこういうのパンクものではありがち、ってのもね。
Crocodiles - Endless Flowers
Death Gripsが「モロ」ならこれは「モロ出し」!。これまたここに載せた写真は股間の部分にシールが貼っつけてあるが、実際のカヴァーはおもくそフルチン!。やっぱ男だろうが女だろうがアルバムのカヴァーに性器出しちゃ、ダメだこりゃってなるな。ものすごく当たり前なこと言いつつ、文句なくワースト1位。しかも裸ネタ充実(?)の年の1位に相応しい。