Different Echoes From Same Channel

Luke Hess - Light In The Dark

まったくデトロイトの音楽からは片時も耳が放せない。かの地から登場の新たなる世代のアーティスト、Luke Hessのデビューアルバム。最初にざっくり言えばBasic ChannelプラスMoodymannTheo Parrishみたいな、ちょっと新しい気がするディープダブテクノ。ベーチャン直系のワサワサしたシンセの音にデトロイトディープハウス的ビート、なのはあんまりなかったような。Omar-Sのレーベルから出したこともあるそうで、そういった流れの影響もあるようです。まあMoodymannやTheo程ドス黒くなくてミニマル寄りなんで、黒いグルーヴは過度に期待しないで。テック好きはイケルはず。



〜合わせて聴きたい盤〜


Maurizio - M (1997)

Basic Channelサウンドでキックを強調したら・・・って、「Light In The Dark」はこちらの現代版って気もするかな。いずれにせよつくづく「ベーシック」な男爵Mである。



VA - Beretta Music Evolution Mix: 5 Years Of Techno Bliss (2007)

Luke Hessのダチ、DJ KageことBrian KageのレーベルBeretta Music(カッコイイ名前だ)5周年記念ミックスCD。ミックスはもちろんオーナー自身。Brian Kageは「Interstella Agent」なんてタイトルのEPを出してるほどのギャラクシーでコズミックなデトロイトテクノ派でレーベルもそういう方向。Luke Hessも曲を出してる他、2人でReferenceっつうユニットもやってるよう。



Deep Chord - Echospace: The Coldest Season (2007)

デトロイトのDeepChordことRod Modellと、シカゴのSoultekことSteve Hitchellの2人でEchospace。ベーチャン祭りだ。ちなみに「Light In The Dark」はコペンハーゲンのEchocordからのリリース。DeepcordのレーベルはデトロイトのEchospace・・・でいいのか?。とてもややこしいが、どっちもベーチャンフォロワーなんで「エコーなんとか」でまとめておぼえときゃいいね。