Brother In Golden Arms
Wu-Tang Clanのメンバーで、唯一「トホホ感」があるものの憎めないU-Godタンのサードアルバム。ホゲ〜っとした低いイイ声ながら一本調子なラップぶりがソロアルバムでは凶と出がちな人なんで「どんなもんかね」くらいの気分で聴いてみたけど、悪くなかったよ。Wuの面子をはじめJim Jones、Sheek、Mike Ladd、Slaineなどゲスト配置が良く機能してるかな。ただラスト3曲がYuksekとかのエレクトロなリミックスで(ボートラ扱いとはいえ)これは別でよかったんでは。
〜合わせて聴きたい盤〜
U-God - Golden Arms: Redemption (1999)
久しぶりにフルで聴き直したら更に「悪くなかった」ソロ一作目。なんだか結構いいアルバムのような気がしてきた。気のせいじゃなきゃいいが。
頭3曲がすごくダサカッコよくて「え!名作なの!?」と思ったらそれ以降がパリッとしないホゲホゲぶりで残念なセカンド。
Ugodz-Illa Presents The Hillside Scramblers (2004)
ユーゴッドがユーゴジラに変身!と、トホホぶり全開。Ugodz-Illaと怪しい仲間のPosse Album。ここまでくると憎めないというかB級マニアの血が騒ぐな。
U-God x Major Threat New Era Cap
NYのストリートブランドMajor Threatとのコラボキャップ。U-God検索したらこっちの方がよく出てくんだけど。
・・・ちなみに日本版Wikipediaの「Wu-Tang Clan」の項目をみると「ウータン・クランの中では、それほど人気が高くない存在」ってオイ。「U-God」本人だと「メンバー最年少にして最も小柄なラッパーだが、声は低い」。なんだそりゃ。