Soundboys' Bones Must Get Picked

VA - Picking O'er The Bones

いや、気が付きゃもう10月って、今年もあと3ヵ月切っちゃってんのな!。2009年のベストアルバム(選び)問題、急がなくちゃいけないのに既に候補が100枚超えてるばかりか00年代回想もあるんでもう今てんてこ舞いだっつうの!。しかし、オレとしては正直00年代最大のトピックってやっぱSkull Discoで決定だと思うんですよ。レーベルとしてはネクストディケイドを待たずして昨年活動停止しちゃったんで、00年代最大のガッカリも同時にそれだったりするのは切なすぎるけど。で、そのSkull Discoのツートップの片割れShackletonの作品がMordant Musicからも出てて、それらを収録したコンピ「Picking O'er The Bones」が本日のお題だぜ。Shackletonが4曲、Mordant Music5曲、Vindicatrixが2曲という構成で、ダブステップアンビエント、エクスペリメンタル、インダストリアル、ドローン、ダブといったスタイルを飲み込んだ、とことん怪しいサウンドスケープが最高すぎ。特にShackletonは毎度「こいつおかしな呪いとか呪術できそうなんじゃ?」って思っちゃうくらい、世界観が構築出来てますね。ビート覚醒が進むMordant Musicも、Vindicatrixって奴もすごくいいぞ。まあ後者は2曲ってもヴァージョン違いで片方がShackletonとMorant Musicのリミックスのようですが。


VA - Skull Disco: Soundboy Punishments (2007)

00年代マイベストアルバム、そのナンバーワン最有力候補盤だ!。とにかくこのダークで呪術的な音世界&グルーヴにおったまげたね。 ツートップのもう一人、Appleblimも大好きですよ。てかSkull Discoって要するにこの2人でしょ、ずっと一緒にやってほしかった。あと、言うまでもなく「Picking O'er The Bones」のカヴァーのアートワークはSkull Discoの諸作を手掛けたZeke。とにかく気持ち悪いけど、ちょっとこのデザイン腕にびっしりタトゥー入れてみたい。怖ええ!。

↑アルバムリリース時のインストアイベント。怪しい集会にしか見えない。最高。


Mordant Music - The Tower 12" (2009)

Baron MordantことIan HicksとGary Millsのレーベル兼アーティストネームMordant Music。連中に関しては新作リリース予定(リリース済み?)なんで、そっち聴いてからじっくり取り上げよう。初期はエクスペリメンタル、IDM、インダストリアル中心だったのが徐々にグライムやダブステップを吸収していってるようで、グイグイ良くなってるね。「The Tower」シリーズ最新作(?)のこれなんかでよく分かるな。