Bonkers Goes Back To School
Dizzee Rascal - Tongue N Cheek / Lethal Bizzle - Go Hard
ビシッ!(敬礼の音)。来た!GSI:グライム捜査官!。今日は大物しょっぴいてきたんで早速本題へ!。まずはDizzee Rascal!。おおグライムシーン最大の大物!。しかしアルバムのリリースを重ねるにつけサウンドの幅を広げ、良くも悪くもコンテンポラリーなサウンドになっていくこの大物、今回はそんなコンテンポラりがハンパなく、もうネットでも「なんだこのクラッピーなダンスサウンドは?!」とケチョンケチョンの様子です。でも、Tinchy StryderやそれこそBlack Eyed Peasのような「成り下がっちゃった」って雰囲気より、あえてそういう「安いダンスミュージック感」でやってみたという意図を感じましたよ。Armand Van Helden、Calvin Harris、Tiesto(!)とかプロデューサーとかの人選からしても。特に90年代初期のヒップハウスヒットThe Adventures Of Stevie Vの「Dirty Cash」をサンプリングではなく「カヴァー」として演ってるの聴きゃあ明白でしょ。ただチャートアクションがすごく良かったみたいで、これに味を占めてこんなアルバムばっかり出し始めたらさすがにどうかと思うけど。さて、もう一人の大物Lethal Bizzleもやはり90年代初期のクラブミュージックサウンドを再現したようなトラックがあって「流行ってんの?」と思っちゃうが、こちらはそういったトラックも、そしてそれ以外のグライム、ガラージサウンドも、ロック、ヒップホップっぽいものまでカッコよく仕上がってて実にいい出来です。今年のグライムもので一枚選ぶならコレかも!。カックイー!。
↑Armand Van Heldenとバカ騒ぎの巻。全英ナンバーワンだ!。
↑アルバムにも何曲かフィーチャーされてるDonaeoって、やたら声カッコいい奴と一緒に「Go Hard」!。
The Adventures Of Stevie V - Dirty Cash
↑こちら問題の、いやウワサの「Dirty Cash」。1990年にUKチャート2位まで行ったヒット曲だが・・・ダ、ダセェ!。でもオンタイムで聴いた時からちょっと好きというかずっと気になり続けてた曲でもある。あのSkreamがインタビューで、次にリミックスしたい曲だか次にリバイバルするであろう曲だかを聞かれて(ギャグっぽく)この曲挙げてたのには爆笑したな。
Dizzee Rascal - Dirtee Cash BBC Radio 1 Live Louge
↑で、こちらがDizzee Rascalの「Dirtee Cash」!。BBCのLive Loungeで演ったんだ、しかもライヴで(笑)。それはそうと、この番組いいよな〜。
おまけ EXCLUSIVE: Nike AM90 x Dizzee Rascal x Ben Drury x Timandbarry Video
NikeのDizzee Rascalモデルも同時発売の模様!。