Down To The Upbeats

The Upbeats - Big Skeleton / State Of Mind - Faster Than Light / Lynx & Kemo - The Raw Truth

ドラムンベースでダウンアンダー!(最初ダウン・トゥ・アース!って書いちゃった。恥ずかスィ)。今日はニュージーランドのThe UpbeatsとState Of Mind、そしてそれに関してLynx & Kemoの3枚のアルバムを聴いてみたのです。

The Upbeats - Big Skeleton


ニュージーランドのJeremy GlennとDylan JonesでThe Upbeats、3rdアルバム。今回はサイバーっぽいもの、ロッキンなもの、ファンキーなもの、ダウンテンポなもの、と、曲ごとにきっちりスタイルを決めて音作りしているといった印象。更に、前作よりダークさが押さえ気味で「ちょっとドラムンベースでも聴いてみようか。しかし、まずどんなのがいいかな?」なんてリスナーにもいけそう。いい意味でショウケースっぽいと言うか。何故か1曲日本人のラッパーが参加してる。キキカイカイ!。


カウベルっぽい音がすごくイイ。


State Of Mind - Faster Than Light


そして「Big Skeleton」にも参加してる、同じくニュージーランドからPatrick HawkinsとStu Maxwellのコンビ、State Of Mindの2nd。ハード、ダークでサイバーなDNBです。Ed Rush & Optical辺りとか、それこそPendulumとかとくらべても遜色なし。そういやPendulumもオーストラリアだったっけ。


↑こういうカッコいい女性Vo大好き。アルバム全体はもっとビリビリしてるぞ。


Lynx & Kemo - The Raw Truth


やっぱり「Big Skelton」に参加してるKemoって奴が、トラックメイカーのLynxとのコンビでデビューした盤がこちら。この2人はUKの人たちのようで、やはり上の2組と比べると凝ったサウンド、かつビート主体な作り。ダウンテンポな曲もトリップホップ感があったり。で、このKemo、上のThe Upbeatsの曲でも分かるようにMCで、このアルバムも基本ヴォーカル&MC入りなのが更に面白い。


↑Kemoの、かったるそうなMCをチェック!。

Lynx & Kemoのアルバム聴いてて「ヴォーカル物DNB」って言えば・・・とMC Taliを思い出したら、本人参加してたんでそりゃたまげたよ!。



〜合わせて聴きたい盤〜

Tali - Lyric On My Lip (2004)

・・・と、言うわけでコレ!。2004年という、DNBにとっては微妙な時期を彩った「ホット」なMC、Taliさん。いい女がDNBで歌いまくりなんて嬉しすぎる。まあコレが好きって言うのちょっと恥ずかしいけど。しかし、そろそろ次のアルバム出してもいい頃?。あとBreakbeat Eraが復活して欲しいと思ってんのはオレだけか?。