Soundboys Ashes Get Scattered On The Repetitive Beats
Shackleton - Three EPs
懸命なる読者諸君はDemdike Stareのエントリで「次はアイツだ!」と仰々しく前振りしていたのはコレだとお気づきだったでありましょう。そしてさらなる「前振っておいて忘れてたの?」と言う指摘があったとしたら「ドキッ!」となりつつ、ようやく取り上げます、Shackleton!。結構寝耳に水だったEPリリース!。だけど9曲も入ってる!。音の方はと言うと・・・ドイツの[Perlon]からということもあるのか、これまでよりはミニマル寄り。極端なダブステップなビート感もあまりなく、とくにSkull Disco時代の強烈に怪しく呪術的な音世界とパーカッシヴなリズムが控えめで。全体的に抑えたとういか繊細な作りになってる印象を受けたんだけど、どうだろうか?。ダブステップなグルーヴがミニマルサウンドに溶け込んでいったかのような音の情景は唯一無二で、十分カッコいい作品ですが。タイトル通りEP3枚をセットにしたものなんで、アルバムを作ってる意識とはまた別もんなのかもしれないし、これからの展開もいい意味で予想が出来ない音作る人だと思うけど、「Skull Disco、やっぱ終わっちゃったのか・・・」という感慨を若干持ってしまったんです。秋だからかな。
〜合わせて聴きたい盤〜