Shapes Of Jazz To Come From Beyond

The Kilimanjaro Darkjazz Ensemble – Here Be Dragons

おコンバンワ!。ジャズ来るべきもの・・・いや、ジャズ来ちゃってるもの、ってか!。Mount Fujiから一年も待たずにThe Kilimanjaro Darkjazz Ensembleのニューアルバムが来ちゃったよ。予想通りエレクトロニックな音要素が(そこまで気にならないほどだけど)後退してるが、醸し出す「ムード」はまったくもって素晴らしい。そして今回はヴォーカル曲が数曲あって、これがまたイイ。Portisheadの域に到達してる!。怪しくて引き込まれる世界観自体は強烈だけど、聴きにくいサウンドというわけではないのも何気に高ポイント。エレクトロニックとアコースティック、柔らかい音とささくれ立った音のバランスとかがいいんだろうね。しゃらくせえ感じのエクスペリメンタルっぽさがないというか。映像を喚起させるサウンドは「怖い」とか「怪しい」とかある種の方向性は決まってるものの、その喚起させる景色の様は無限大だ。イっちゃってるジャズ!。


ヴォーカル曲のビデオも作って欲しい。


The Kilimanjaro Darkjazz Ensemble – he Kilimanjaro Darkjazz Ensemble (2007)

そういや1stはPlanet Muからでしたね。聴き比べると新作はやや洗練されてる印象。今一番ライヴが見たい人たち。しかも廃墟とかで。