The Best Album Covers of 2009!
今回は2009年のマイべストアルバムカヴァー編!。ワーストは誰が見ても好き嫌い関係なくまず「ヒドい!」ってのを選んだつもりだが、今回は完全に自分のシュミで「イイ!」と思ったものなんで若干恥ずかしい。センス的にワーストっぽいのもあるし。ちなみに毎回「カヴァー」って言ってますが、要するに「ジャケット」「ジャケ」のことね。今回は11作!。なんで11かって?。一歩先を行きたいから!。さらにオマケもありで!。それではジュン〜フドウ!(カウント〜ダウン!のイントネーションで)。
Neko Case - Middle Cyclone
これは誰が見ても文句無い「べスト・アルバム・カヴァー」!。最初に「んっ?」って思わせる突拍子の無さがあって、それでキャッチーでデザインもグッド。車がすごく良いし、車体の色と字の色とのカラーリングも奇麗。車に仁王立ちの「アー写」も素敵。で、画像を探してたら猫がクーガーの上に乗ってる写真があったんで「これに似てる!」と思ったが、「Neko」って「猫」って意味じゃなかったか!。
Radio Slave - Fabric 48
ギョロッ!。これ、「ワーストじゃん」って人多いかな?。オレはバリバリにベストぎょろよ!。「Fabric」はカヴァーのデザインをシリーズみたいに定期的に変えてきてて大概が良いのか悪いのかわかんないのが多かったが、現在のシリーズは大好き!。ホラー映画っぽいと言うより怪奇映画っぽい感じで。49番のMagdaと50番のMartynもこのモノクロ写真シリーズだが、Radio Slaveのが一番良いね。しかしこの家に住んでたらものすごい視線感じるだろうな〜。窓開けちゃダメ!。
Beautiful Killing Machine - Beautiful Killing Machine
Fat Jon The Ample Soul PhysicianとSonic Brownのインストヒップホップユニット。こういうメカがゴチャゴチャくっついてるのって、ジャリ心くすぐられるね。蝶がワンポイント。「The Blueprint 3」よりいい。
Clark - Glows Garden EP
ま〜たホラーテイスト!。ちょっとDC Recordingsみたい。色合いもクールだし、曲名やクレジットが表に書いてあるところとかもいい。Clark、アルバムの方はエモいロックバンドが「ハズシ」でやりそうな感じだったのでまあまあ。
Abe Duque - Don't Be So Mean
悪ィっすねえ!。目の部分をあんな感じで隠してこのポーズ、だもん。アルバムだけでなくシングルも全部これで統一してて、アルバムのマシンガンも良いがやっぱシングルの手錠だな!。こっちがアルバムのカヴァーだったら2009年のベストに選んでたかも。
Bronnt Industries Kapital - Hard For Justice
ブリストルのGuy Bartellのプロジェクト、Bronnt Industries Kapital。ライフルとカメラが合体した「ガジェット感」と絵のソフトなタッチがアルバムの内容を良く表してる。これ中身も凄く良い。
Shpongle Ineffable Mysteries From Shpongleland
う、浮いてる!。Simon PosfordとRaja Ramのサイケデリックでエレクトリックなアンビエントユニット。いや、このカヴァーで音がサイケじゃないわけないな!。あと実際「空中浮遊してみよう」と思ったときにピッタリな音なんで、これでとても誠実なカヴァーともいえる。「空中浮遊してみよう」なんてそうそう思わねえよって?。それは知らん!。
Anneke Van Giersbergen & Aqua De Annique - In Your Room
オランダのゴシックメタルバンドThe GatheringのヴォーカルだったAnnekeさんのソロ。こういう可愛らしいカヴァーももっと選びたかったが・・・。タイトル「In You Room」でこのデザインはホントお茶目。この尺寸で扉から顔を覗かせてる裏カヴァーもカワイイ。