Strong Arm Steady - In Search of Stoney Jackson
昨年末Strong Arm Steadyの新作がStones Throwから出ると聞いて楽しみ!と喜んだはいいが、全曲Madlib先生プロデュースと知って「良いニュースと悪いニュースがある」といわれたような気分になってました。果たして作品を聴いてみたら・・・やっぱそうで。まずアルバム自体はとてもグッド。ケオティックでドープな狂ったグルーヴに溢れたMadlib仕事には間違いない。しかしコレ、Strong Arm SteadyのアルバムってよりMadlib先生のアルバムって言った方が正しいような仕上がりになんじゃないかって懸念してて実際そうだったんで、そこが引っかかりどこなんですよね。正直ゲストも含めてラップはその混沌のなかに埋没しちゃってる印象すら受ける。Madlibは崇拝してるって言っていいくらい好きだけど、加えてSASも大好きという人間は出来に関係なくやや複雑な気分になるかも。SASが助演タイプのラッパー集団とは言えですよ。
実にイイんだが、SASってよりPhonte向きなトラック。
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