Akala - Double Think
UKのラップも取り上げるよ!。いや、そればかりかこれは傑作だって。Akalaの3rdアルバムがね!。シンプルなヒップホップトラックはほとんど無くてロックやエレクトロなサウンド中心だけど、アルバム全体音楽的にも感覚的にも「ディストーションかかってる」といったような雰囲気で統一されてて実にカッコいい。本人によるとこのアルバム「1984」、「われら」、「すばらしい新世界」といった小説から影響を受けているそうで、なるほどレトロフューチャーとかサイバーパンクなんかとは違う、独自のSF感がある。アルバムカヴァーの雰囲気もよく音に出てるし。グライムっぽさもあるけど、典型的なグライムともまた違う汚し方してるというか。Akalaのシンギンを含めたUKなラップもいいし、音もそれに映えてる。Roots ManuvaやDizzee Rascalなんかと並び称されるべき存在でしょう。
この曲はリードトラックらしい作り。「上もの」のバリエーションと展開の豊富さがスゴい。
この曲が特に良かった。
「ディストピア」とは。
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Akala - Freedom Lasso (2007)
前半はロックやエレクトロが混ざったトラックでハードにスピット、後半はストレートにヒップホップなトラックでシンギン、という構成が面白い2nd。作品を追うごとに個性が明らかに出てますね。
、
Akala - It's Not A Rumor (2005)
1stは主にトラックがいかにもUKラップな感じがまだあるかな。エレクトロなリフはちらほら。そして実姉のMS. Dynamiteがフィーチャーされてる!。
UK, stand up!
Akala - The War Mix Tape Volume II (2008)
ミックステープではWu-Tang、Nasなどコアなヒップホップの他、Radiohead、Artic Monkeys、The Prodigyなんかのトラックにフリースタイル乗っけてる。 自称「Rap, Rock, Electro Kid」を地で行くとても「らしい」作りで聴き応え十分。デラックス版は2004年の「Volume I」が付いた2枚組み。
Arctic Monkeysに乗ってマジカルミラクルリリカル振りを披露!。
VA - Illa State Records presents A Little Darker (2007)
こちらはAkalaのレーベルIlla Stateのコンピ。AkalaはもちろんMS. Dynamiteの曲も収録。それにしてもカッコいい「ご姉弟」!。