Bun B - Trill O.G.


2度あることは3トリル!。Bun Bのソロアルバム「Trill」は今回の「O.G.」で三部作の完結らしいんで「トリルな顔も三度まで」!。・・・などと響きも意味も大して上手くない語呂合わせで始めちゃいましたが、今回も力作でBun B様に駄作無しのレジェンドは続いてるのは流石!。まあトラックのいくつかの手触りやゲストの顔ぶれと人数なんかにあんまりウェルカムじゃない「メジャー」感が前作より鼻につくかなってとこありますが、それはしょうがないかな。逆にメジャーな感じでもアンダーグラウンドヒップホップファンが楽しめるアルバムとも言えるだろうし。ゴスペルを落とし込んだような「Chuuurch!」や「I Git Down For Mine」のゴツさ、そしてPrimo先生の「Let Em Know」などスタンドアウトなトラックの良さが、補って余りあるあるトリル!。


思えば共に相棒を亡くした2人だった。PimpとGuruに改めてレストインピース!。



これね。こういう音の傾向でアルバム一枚作って欲しい、ってのが本音なんすがね。



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Bun B - Trill O.G. (Screwed & Chopped) (2010)

当然出ているスクリュー盤はSwisha HouseのDJ Michael "5000" Watts直々にノロノロ&ドロドロ化。「Let Em Know」が気になったけど、ここではイマひとつ。東のビートはやはりスクリュー向いてない。



Bum B - II Trill

「2度目のトリル」はUGKのディスコグラフィーを含めても上位に入るであろうマスターピース。ちなみに「Trill O.G.」は某雑誌のレビューで何かが5本の満点評価だったのが話題になったそうだが、オレは「この雑誌まだあんだ」とか「このレビューがいまだに取りざたされるんだ」ってことの方がビックリだったよ。するってぇと「II Trill」は6本以上ってことでいいのかい?、なんつったりして。

先行シングルがFeaturing Sean Kingstonだったんで「え〜」とか言ってたら、アルバムにはJunior Reidが!。


おまけAmongst Friends x Bun B “Trill OG” Pack


アルバムリリース記念にNYのブランドAmongst Friendsとのコラボで出た「Trill OG Pack」。欲ッしい〜。けど最近こういうの日本にはとんと入ってこなくなったと思うのは気のせい?。「Let Em Know」のビデオに出てくるUGKキャップもいいな!