Demdike Stare - Forest Of Evil / Demdike Stare - Liberation Through Hearing


ネットではコワモテで通ってる(と希望的に勝手に思ってる)オレ!、が去年チビるほどブルッて喜んだのがDemdike Stareのデビューアルバム。ダブテクノDJとカルトなレコード&ムービーコレクターのコンビという、タチの悪い顔合わせ(?)通りの逸品でした。忽然と姿を消してもそんな雰囲気ありそうな中、今年はなんとアナログ限定の三部作を出すってことでそれはもう失禁を禁じえない恐怖と嬉しさよ!。「Forest Of Evil」は「Dusk」「Dawn」の片面1曲(1ヴァージョン?)ずつで「シングル?」と思ったら両方10分超え!。どちらも基礎となるループ(ビート)があって、「展開」はあるけど「転調」ではないとこが良いね。特に夜明けと共に何かが迫り来るような「Dawn」はおっかないことこの上ない。「Liberation Through Hearing」の方は6曲入り。ややティピカルなダブテクノ1曲以外は完全に独自の世界が出来てる。1stの時はまだ曲ごとにあった「これはインダストリアルっぽい」とか「これはアンビエント」スタイルの違いがなくなってきてるというか。アートワークの6つの写真がそれぞれのイメージのようです。それで3枚目はというと・・・これがまだ出てない!。ガマンできずに2枚の段階でブログ書いてしまったのだ。


ライヴで使用している映像だと言うが・・・客はボー然とこれを眺めているんだろうか?。



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Huge Voodoo - Affordable Magic (2003)

音楽販売サイトなんかでDemdike Stareを探すと「カスタマー同時購入商品」とか「おすすめ商品」とかそういうやつって大抵普通のダークなアンビエントだったりする。それもいいんだがDemdike Stareの強烈な怪しさをもっと重視したセレクトは無いのか、ということで選んでみたのがこちら。2000年代初頭に日本でも話題になったHuge Voodooさん。色んな音ネタの入ったテープをボロいウォークマン数台でプレイしてそれをミキサーでつないでパフォーム&曲作りするという、機材の段階から怪しい方でした。出てくるサウンドはジャンルとしてはヒップホップだけど、映像的はサウンドはDemdike Stare好きなら絶対気に入るハズ。確かこのアルバムの時点で年齢50歳超えてるというのもブッ飛んでたこのVoodooさん、さすがにもう活動してないかと思って調べたら昨年既に亡くなっていたという情報が出てきたんだけど・・・本当?。

最後の方にEl-Pが出てきます。