Gonjasufi - A Sufi And A Killer


今宵も年間ベストクラスなのにまだブログに乗っけてないジョイントをフィーチャーするんだが、こいつを取り上げてないってのはとどのつまり今年はブログさぼりが酷かったという証拠なのかもしらん、という自戒の念を浮かばせつつも、んなもんトリップ感でブッ飛んじゃってまたも午前様になりそうな「A Sufi And A Killer」の登場だ!。あのGaslampの殺し屋さんがどこぞからつれてきた(みたいな感じの)チャント怪人Gonjaの「奇盤」という表現が相応しいデビュー作、ボソボソ&モワモワなGaslamp印のトラックの中からGonnjaが表れては消えるといったイメージは確かにそうだが、それ以外にもサイケデリックロックな曲ではGonjaけっこうしっかりシンギンしてたりして、音楽的な幅とそれに合わせたヴォーカルワークも結構楽しいアルバムだったりもする。ローファイ感凄くて「いつの時代の音楽だ?」という気になりつつも、90年代に流行ったローファイ感とも違う、現在の音楽だってことがやっぱ素晴らしいな。

アルバム聴く前はシングルの「Klowds」みたいな曲中心かと思ってた。ハートに火をつける気か!。



〜If you like this title, I also recommend...〜

●Gonjasufi - The Caliph's Tea Party (2010)

「A Sufi And A Killer」のこと取り上げるのモタモタしてたらリミックス盤が出た。リミキサーの仕事振りも良いし、初めて名前聞くようなリミキサーが多いってことも悪くないが、「こういう奴のリミックス聴きたいな」というリミキサー他にもっといるような気がする。これWarpから出たアルバムだけど、Ninja Tuneの方がそういうの鋭いよね。あとMark Prichardのリミックスがあるが、なぜかオリジナルの方がMark Prichardっぽい。



●The Gaslamp Killer - Death Gate (2010)

「A Sufi And A Killer」のこと取り上げるのモタモタしてたらGaslampなEPも出た。Gonjaフィーチャー曲はモチ、実に気になるComputer Jayがリミキサーとしてフィーチャーされてる。しかし英語の表現で「これにヤられた」とか「ハマった」みたいな表現で「Kill」って言葉使うことあるけど・・・Gaslampは間違いない殺し屋だぜ!。



●Johnson & Johnson (Blu & Mainframe) - Johnson & Johnson (2008)

「A Sufi And A Killer」実はGaslamp全曲製作ではなく、数曲をFlying Lotus、2曲をMainframeがやっている。Fly LoはGaslampと仲良しなんで分かるけど、BluとJohnson & JohnsonやってたMainframeとは中々興味深いキャスティング。この2曲は結構ヒップホップなビートなんだが、アルバムのなかでは浮いてない、というのも面白い。「Johnson & Johnson」も良いアルバムですよね。



おまけ●Computer Jay - Maintain (2010)

というわけで来年あたりアルバム期待したいComupter Jayのシングル。FaltyDLのリミックス凄くかっこいい。

Computer Jay!・・・くっそ、名前おもしれえ。