My favourite Albums of 2010!


それでは2010年のお気にアルバム発表とまいりましょうか。今回もecrn awardに投稿させていただきまして、主催者さんにおかれましては「どうもです!」、とここで改めてご挨拶。そして音楽好きの諸君らには「エクスプレス・ユアセルフで・・・投稿しちゃい、ナヨ!」と一言。他人のiPodとか見るのとか楽しいでしょ?。「分かる!」ってんなら是非是非。

さて2010年は何かと言えば「CDが売れない」という声の高まりが増した一年だったけど、ネットで音楽を聴くようになったことと合わせて「アルバム」という概念も更に変わっていくのかな、ということを思ったりしました。「アルバムは大体10数曲で小一時間くらい」ってのはレコードやCD、つまり記録メディアの都合だったという側面もあったろうにで、それが崩壊していったってことだしね。そうなってくるとコンセプト的な音楽の作り方とかも変わってくるのかな?、と思ったのだ。USのヒップホップやUKのグライムのアーティストのように正規のアルバムとミックステープの違いが不明瞭、ってかハナッから考えてない!みたいなリリースも多かったし、ジャンルを通して良いEPが多かったのも関係してるかもしれない。このブログは基本アルバムのピックアップ中心でやってるんで、2011年は動向を見守りたいところです。それでは2010年のベスト10、ほとんどブログで取り上げてるんで今回はそのリンクをのせてみました。


01. Gangrene (The Alchemist + Oh No) - Gutter Water

http://d.hatena.ne.jp/plasmasigma/20101214/p1

02. Black Milk - Album Of The Year

http://d.hatena.ne.jp/plasmasigma/20101025/p1

03. Starkey - Ear Drums & Black Holes

http://d.hatena.ne.jp/plasmasigma/20100427/p1

04. DJ Muggs VS. Ill Bill - Kill Devil Hills

http://d.hatena.ne.jp/plasmasigma/20101016/p1

06. Terror Danjah - Undeniable

http://d.hatena.ne.jp/plasmasigma/20101209/p1

07. Rude Kid - Are You Ready?

http://d.hatena.ne.jp/plasmasigma/20100817/p1

10. Method Man, Ghostface Killah and Raekwon - Wu Massacre

http://d.hatena.ne.jp/plasmasigma/20100409/p1


・・・全体的にやさぐれどさぐれなセレクション。過去毎年そうなんだが今年もどれが1位でもOKというか、どれも1位にしたいというかという中で、それでも聴く前からトップ予想で聴いた後も決定!だったGangreneがベストで。特筆したいのはRude Kid。グライム、ダブステップガラージ、ヒップホップ、テクノなどそういった要因が混ざり合うスタイルの進化を感じさせつつ「ルード」な雰囲気がとても良かった。それから「Wu-Massacre」。評価に関しては初めて聴いてブログに書いた当時の感想は変わらない。でもやっぱ年間一番聴いた!と言える大好きな一作だ。そういや収録時間の短さは、上に記した「アルバムの概念」の変化の予兆なのかも。


11-20

Fun Lovin Criminals - Classic Fantastic
Breakage - Foundation
Calibro 35 - Ritornano Quelli Di...
Jimmy Edgar - XXX
Elektro Guzzi - Elektro Guzzi
Jade - The Venom
Chopstick Dubplate - Chopstick Dubplate Meet River Nile
Scuba - Triangulation
Gonjasufi - The Sufi And The Killer
Hadouken! - For The Masses


・・・11以下はと言うと、FLCとBreakageはトップ10に入れたかった。Scubaは2010年、アルバム、シングル、リミックス、ミックスアルバムからレーベルに至るまでその活躍ぶりはMVPと言って良いものだった。それからHadouken!。このアルバムを製作したNoisiaのアルバムよりよく聴いた程で上半期ぐいぐい好印象だったんだが、その後出たシングル2作がかなりイマイチな出来ですっかり評価下がっちゃった。まあそういう危なっかしいのも魅力なのかも。