Snoop Dogg - Doggumentary


Snoopの新作湯加減イイですね〜。近年のDoggyなオジキ(Snoopさん人のこと「ネフュー」と呼ぶので)のアルバムの中ではウェッサイな空気感かなりありますよ。特に序盤の展開には「全編この調子で行くの?」という驚きと喜びが。もちろんアルバム一作の中で色々やるノリは健在で、Lex Luger作の「今」なトラックがありゃ、Gorillazとレゲエ気分な曲の次がWillie Nelsonの弾き語りデュエット、と音楽的にはハチャメチャな流れも。しかし今回は全体的にユルい雰囲気でまとまってて、違和感少ないのがポイント。このレイドバックさにはNateも喜んでるに違いない。
Snoop Dogg - We Rest In Cali (feat. Goldie Loc & Bootsy Collins)



〜If you like this title, I also recommend...〜

Snoop Dogg - Malice N Wonderland (2009) / Snoop Dogg - More Malice (2010)


「不思議の国の魔リス」な前作は曲少なめでかつやや抑えたトーンがキャリアの中では異色作だったけど、ダークな雰囲気もなかなかカッコよくて結構好きなアルバム。しかしやはりBattlecat製作でほとんどKokane主役の「Secrets」が極上ウェッサイチューンで「アルバム一枚でこういう感じ、もうやらないのかな」と思ってたんで新作は嬉しかったのだ。あと曲数の少なさに関しては予想通り追加盤「More Malice」が出たが、邦題は「もっと魔リスを!」とかにすりゃあ良かったのに。
Snoop Dogg - Different Languages (feat. Jazmine Sullivan)

大好きな曲。デライトフル!。


Tha Eastsidaz - Tha Eastsidaz (2000)


新作で11作にまで登るSnoopのディスコグラフィーって駄作はあんまりないと思うが、とにかく音楽的にまとまってるというアルバムはとても少ない。それでウェッサイなものとなるとそれこそ最初の2作くらい。で、それ以外でウェッサイな気分に浸りたければかつてGoldie Loc & Tray Deeと組んでたこのユニット。トラックもBattlecat、Soopafly、Jelly Roll、Warren G等等で西ファンク&レイドバック保証盤。「Doggumentary」にはGoldie Locが参加してるのがグッときた。Snoopとの仕事久しぶりなんじゃ?。
Tha Eastsidaz - G'd Up


Warren G - The G Files (2009)


実は中々傑作なWarren Gの6作目。表面的にはメロウなプロダクションだけど、低音を強調せずグルーヴに工夫を凝らしてファンクサウンドを作り上げているあたりが素晴らしい。それでいてRaekwonやTravis Barkerなんかが参加してても統一感がある。「Doggumentary」と合わせて聴いても相性いいかも。もちろんSnoopも参加しているが、次はSnoopのアルバムにWarren Gが参加した曲聴きたいところ。
Warren G - Drinks Ain't Free

面白いリズム。ドリンクがフリーじゃなくてもノリノリだ。...フリーじゃないのか。