Merky Ace - Blue Battlefield

サスガにグライム特集も今日で一区切り。今回は当初GW中にグライムものをまとめて取り上げて最終日をコレで〆ようと思ってたほどグランドフィナーレに相応しいブツで、グライムに限らず本年のベストアルバム候補なエース級の一作です！。それこそMerky Ace待望のデビュー作！。ここ最近のグライムものとしてはトラックがR&Bやヒップホップに影響を受けたものというより、UKベースミュージックものと言えるのが最大の特徴だろう。くすんだような音色でやかましいサウンド。Merky Aceのラップも怒気を含んだかのような調子で怒鳴りつけるようなスピット。最新のルードボーイサウンドという見方もできよう。とにかくなんか激しいエネルギーを感じる音楽聴きたい、ぐらいの気分に答える痛快作でまあ満足。次はKozzie来い！。
Merky Ace - Reason

〜If you like this title, I also recommend...〜

Merky Ace - Who's Merky (2009)

ご多分に漏れずフリーのミックステープ＆プロモを何作か出してるMerky Aceだが、昨年あたりから「覚醒」した感あり。Kozzieにも同じこと言えるかな。Merkyの過去のミックステープ群も良いもの多いが、新作は更に一歩前に進んでるというかスタイルを確立した感ある。2009年の「Who's Merky」、昨年の「Grime」と聴いていくと良いと思います。
Merky ACE - Who's Merky Sampler

Faze Miyake - Take Off EP (2011)

「Blue Battlefield」聴いてたら狼の吠える声が入ってるトラック何曲かあるのに気付くと思うが、これ手掛けてるのがFaze Miyake。アルバムでは最多6曲、というか唯一複数製作トラックがフィーチャーされてるというキーパーソンの一人。最新EPが出たばかり。
Faze Miyake - Take Off EP Advert

やるね、ミヤケちゃん！。

Splurt - Vomit EP (2010)

Merky Aceの軍団Family Treeの一員で、やはり「Blue Battlefield」にトラックがフィーチャーされてるSplurt、実はブログで取り上げる機会を狙ってました！。えげつないシンセとうるさいビートで一歩間違えばブレイクコアの方まで行きそうなグライムサウンドやってるトラックメイカーだ。去年出た「Vomit EP」は現在第三弾まで出てるEPシリーズで、シグネイチャーサウンド（DJとかが自分の名前叫ぶやつ）の代わりにタイトル通り「えずき声」使ってるのがバカ過ぎ！。
Splurt - Vomit E.P Vol. 1 Sampler

オエーッ！。