Arnaud Rebotini - Someone Gave Me Religion


花の都から全世界にエレクトロな悪名を轟かせるBlack StrobeのArnaud Rebotiniのアルバムが出たぞ。ダーク&ゴシックでずっしりとした空気の最早今時珍しい感じもするテクノサウンド。80年代くらいまで遡れるくらい包括的にこれまでのエレクトロニックミュージックの要素をそこかしこに感じさせる造りでありながら、曲ごとに極端に違うことやってる印象はないとこなんぞはフレンチエレクトロの顔役ならではの仕事ぶり。昔気質の悪テクノでバッドなインテンションをコレぐいぐい揚げてきやがる。こういうクラブミュージック作る悪い大人にはほんと憧れるのです。
Arnaud Rebotini - Personal Dictator

「敵は大きいほど倒しがいがある」とは申しますが...フェイタリティ!。



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Black Strobe - Burn Your Own Church (2007)


Black Strobe待望のデビューアルバムはArnaudさんがヴォーカルを取るロックソングが結構あって、フレンチエレクトロ華やかだったシーンを大いに困惑させた問題作。むしろ反骨精神を感じるし、悪くてカッコ良いんでノー問題!ってのは今だから言えるかな。当時初めて聞いた時の感想はやっぱ「ありゃ?」だったもんな。
Black Strobe - I'm A Man

カコイイ〜けど最初はギャグかと思ったくらい。Bo Diddleyもびっくりでロックンローラ!。しかし良い面構え&風体してはる。


Rebotini - Music Components (2008) / Rebotini - Music Components Rev 2 (2009)


で、その翌年のソロデビューアルバムは黒いストロボがバシバシなエレクトロ。やるなら逆だろ!、というわけで(?)新作も安心のこの路線。んまあキャリアで言うと「Burn Your Own Church」のみ特異っつうことなんでしょが、新作のアルバムタイトルセンスはそっちに近いね。ちなみに「Music Components Rev 2」はMartini Bros、Chloeなど他のアーティストによるリミックス集。共にアルバムカヴァーのアートワークもカッコイイ。あと「Music Components」の方、マスタリングはMoritz Von Oswaldがやってんのね。へ〜。


おまけAyumi Hamasaki - Ayu-mi-x 6 -Silver- (2008)


リミックスワークも多いBlack Strobeのなかでも一番の珍品!。「Gold」と「Silver」の2種リリースされた参加面子が笑えるほど豪華な某ジェーポップ歌姫のリミックスアルバム。Black Strobeリミックスは「銀」の方に収録。
Ayumi Hamsaki - About You (Black Strobe Edit)