Umberto - Prophecy Of The Black Widow


前回Anworth Kirkを調べてたらBoomkatの「カスタマー同時購入作品」みたいなやつでイイのをめっけたんでそいつが本日のセレクト。随分お手軽な発見の上に去年のアルバムだけど...、Expo '70というバンドのメンバーMat HillのソロプロジェクトUmbertoです。70s〜アーリー80sあたりのホラー、SF、サスペンス映画っぽいビンテージ・シンセがビンビンのサントラ・トリビュート上等!な、これまた大好きなタイプの音だ。「Prophecy Of The Black Widow」はそのセカンドアルバムでカヴァーアートはホラーでオカルトだが、一作目よりサスペンス&アクション映画寄りになってて、音楽的だけでなく「サントラっぽい〜!」と思う瞬間もヴァラエティに富んでる仕上がり。ラストに入ってる曲が「とりあえずハッピーエンド!」みたいな適当なラストにピッタリな明るさとかね。映画見なくてもコレ聴いてりゃ事足りるような懲りっぷりでハッピー・ハロウィーンだ!。タンジェリンな夢見ろよ!。
Umberto - The Psychic



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Umberto - Freeze EP (2011)


ビバリーヒルズ・コップ」なカヴァーアートからも分かるように、Harold FaltermeyerやJan Hammerな80sMTVムービーっぽい曲を収めたEP。MTVムービーって言うと音楽はポップ&ロックヒッツな印象受けるかも知れないが、スコアはシンセサウンドなサントラ多かったのとか思い出した。基本バカっぽいプロジェクトなのに芸細かいウンベルト。
Umberto - Put An APB On Those Bastards


Umberto - From The Grave (2009)


セカンドよりもっとホラーでジャーロなデビューアルバム。曲そのものだけでなく、1曲目のタイトルが「Opening Titles」でラストが「End Credits」、しかも後者は前者のロングヴァージョンっぽいとか「サントラあるある」も冴えてること。あるあるで言えばUmbertoは当時のサントラにありがちなディスコっぽいノリの曲もやってたりするが、ジャンルとしてはZombiとかに近いポストロックの系譜にいるみたいなポジションのようで、クラブミュージックとはちょっと違うかも。このアルバムの時点で知っててもおかしくない存在だけど今頃知ったのはそのせいかと思ったりしたが...いや、ワレのディギングがまだまだってことでしょう!。墓掘リ起こす勢いでやれってことか!。
Umberto - The Child