Sorrow - Existence EP


11月になって年間ベストのことでそわそわしがちな今日この頃、今回はそれもちょっと飛び越えていっちょ来年の予想でも。と、言うよりは展望と言うか要は期待or希望なんだろうが、来年はフューチャーガラージのアーティストアルバムが沢山出て欲しい、ってことですよ。やはりアルバムが出たらシーンが形成されてる感デカイし、早めに出しときゃリリース時に注目されなくても後々「今考えるとあのアルバム、鋭かったなあ」なんて思われる盤になるだろうし。そこでさしづめこの辺りということでSorrowという未来のガラージュニスト(言い方あってんのか)をピック。フューチャーガラージというとビートのパターンも色々なものが出てきてるが、このSorrow、ビートは複雑だけどグルーヴはかなりオーソドックスな「2ステップ感」あるタイプ。その上でテクノ&エレクトロニックなアンビエンスを構築してるってのが特徴だ。2ステップのアーバンでスムースな感触をやや残しつつ、それをエレクトロニックな叙情に変換してると言っていいか。とくにこの4曲入りEPの最初の2曲はデトロイトテクノや、それに影響を受けた初期リスニングテクノっぽい雰囲気がすごく良くて。こんな感じで10曲強くらいのアルバム出したら一発で年間ベスト入れちゃうだろうな。...今年の年間ベストのこと先考えろって!。
Sorrow - Dante's Journey

B12をガラージリミックスしたみたいで超お気に。



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Sorrow - Summer Of Love EP (2011)


タイトルが「また!」なSorrowのデビュー作(?)。EPなれどBandcampのヴァージョンはボーナストラックを含めると全12曲というヴォリューム。スローな曲やビートレスのアンビエントなトラックも入ってて、アルバムっぽい。これのリリース元のBroken Bubble、「Existence」のリリース元のL2S含め要チェック!。だけどSorrowまだこの2作しか出してない。
Sorrow - The Flighty Zeus