Dessa - Castor, The Twin


ミネアポリスのヒップホップコレクティヴDoomtreeの紅一点、Dessaのニューアルバムはデビューアルバム「A Badly Broken Code」からの曲を含む過去のマテリアルを生バンドによる演奏で再現したスタジオライブ盤。ウッドベースヴィブラフォンヴィオラなども加えてオリジナルな曲にあった情緒をさらに深くするバックに、ラッピング、シンギング、ポエトリーリーディングを含めたDessaのヴォーカルスタイルも映える、実にエレガントな出来。寒い日に暖かい部屋で聴くのにピッタリ。一言あるとすれば彼女自身がもうちょいワールドワイドに注目浴びても良いってことだけど、インディペンデントな姿勢も勇ましいな。
Dessa - Dixon's Girl

アルバムの音ではないが、こういう雰囲気。



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Doomtree - No Kings (2011)

Dessaが所属するDoomtreeもグループでの2ndアルバムを最近リリース済み。独特なロックサウンドの組み込み具合の今時珍しいオルタナ感が良い味。異端ぶりもこれまた勇ましいな。
Doomtree - Bolt Cutter


Lazerbeak - Legend Recognize Legend (2011)


DessaとP.O.S.の二人に関してはファンって言って良いくらい好きで、グループとしても興味があるDoomtree。だけど他のメンバーはあんまりしっかりチェックしてなかったりする。既にSims、Paper Tiger、Lazerbeakなどソロアルバム出してるメンバーいるんでちょっと聴いてみたんだが、このLaserbreakでいきなり「なんだこれ?」ってなっちゃった。トラックもラップも全曲一人で勇ましい、がね。
Lazerbeak - Let It Go

ビデオの雰囲気はとても面白い。でもどうしてもDessaに目が行ってしまう。