Ben Sims - Smoke & Mirrors


そんなこんなで...、なんて軽い言い草するには色んなことがありすぎた2012年も大晦日。リストアップスタイルをお休みして今年最後のピックはハードミニマル・テクノヒーローBen Sims、10年以上あるキャリア初のオリジナルアルバムで年納め!。やさぐれどさぐれな音色でミニマルかつファンキー、全曲あまりアッパーではなく気持ち落としがちくらいのテンポ(BPM120ちょい位)の、ずっしり腰の入った昔気質な骨太テクノに痺れっぱなしの全12曲。シカゴハウスなリフがクールな「The Snake」、ディスコなファンキズムを落とし込んだ「Can You Feel It」、ちょっとだけ上モノがべーチャン的気持ち良さなタイトル曲にパーカッションのループが渋いラストなど、全体像を壊さないちょっとした味も聴き所で、きちんとアルバムとして作ってる姿勢も好感触。こういうテクノアルバムもっと出て欲しいしね。ジャンル関係なく良質なバッドアス・ミュージックでサティスファイド。なお、ヴォイスループある曲はいくつかあったけど、これといった空耳はありませんでした。...年の大詰めにどうでもいい情報でシメ!。
Ben Sims - I Wanna Go Back (feat. Blake Baxter)

2012年もワークユアボディ、ムーヴユアボディ、ダンスユアボディ!。



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VA - 15 Years Of Drumcode (2011)


Ben Simsもなじみの深い、ハードでミニマルなテクノひとすじ15年!なDrumcodeのコンピ。Chris Liebing、Slam、Joel Mull、Cari Lekebusch、Gregor Tresher、もちろんBen SimsにボスのAdam Beyerなど錚々たる顔ぶれ。
Ben Sims - Make That Shit Funk



...以上のようなことで年内の更新はオーラス!。2011年は、個人的に良いことがあったって人でも「いい一年だった」なんておいそれと言えない様な年だったと思うので、2012年はささやかでも楽しい年になって欲しいとこですよね。諸々行き届いてないとこ多い当ブログではありますが、にもかかわらず覗いて下さった方々どうもありがとうございました。良いお年を!。