Traxman - Da Mind Of Traxman


最近どう?、ジュークジューク、フットワークミュージック聴いてる?。...などどみだりに流行には乗らないワタクシ、さりとてミュージック・アディクツのためのブラン・ニュー・クラックたるフットワークはキチンと追っておるのです。やはりそろそろ時期的にはドラムンベースで言えばGoldieの「Timeless」、2ステップならMJ Cole「Sincere」かArtful Dodger「It's All About The Stragglers」、ダブステップなら「Burial」や「Skream!」みたいなそのサブジャンルを代表するアーティストアルバムが欲しい...というところで出てきたのがこのTraxmanのデビューアルバムなのDA!。早速聴いてみて感じたのは意外に洗練されてるってこと。もちフットワーク元来のラフネス、チープネス、おげれつネスは失なうことなく、で。音楽的にもフットワークの面白さたる拍の取り方、ループ間隔、自在な裏打ち展開、キャッチーな大ネタ使いなどにも進歩と工夫があって、なによりフットワークの可能性が感じられるのもいい。性急かつ執拗な反復ビート&フレーズが多層に渡って展開する様の圧巻なことよ。「Slip Fall」や「Chilll」辺りはさらにエクスペリメエンタルな音楽的挑戦があるし。今聴いとくべき音楽に浸る感じ、楽しい。パパズガラブランニュー...グルーヴ!。ブランニューブランニューブランニューブランニューブランニューブランニューブランニューブランニューブランニューブランニューブランニューブランニューブランニューブランニューブランニューブランニュー、グルーヴ!。
Traxman - I Need Some Money



Traxman - Slip Fall


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DJ Diamond - Flight Muzik (2011)


Planet Muがコンピレーション「Bangs & Works」をリリースした頃は「ムーヴメントとしてはフットワークどうなるのかな?」くらいに思ってたものの、連中がコンピの第二弾を一年足らずで出してきたのには「奴ら、本気だ!」で、今やネコもシャクシもジュークですよ(やや誇張あり)。Traxmanのアルバムはフットワークミュージックのネクストチャプターたるアルバムだと思うけど、それ以前の代表的なアルバムと言えばコレ、ということでDJ Diamond!。しかしTraxmanのアルバム聴いた後だとなんだか「プロトタイプ」な感じするかもしんない。さりとてクレイジネスのディスプレイっぷりが素晴らしい好きなアルバムだ。次なる期待はシカゴ以外のフットワークなアーティストアルバムかな。
DJ Diamond - Digimon

デジモン