Kool Keith - Love And Danger
ラッパーとレスラーの「辞める」発言を真に受けるやつがいるかよ!。突然の「さよなラップ」から一転、オリジナルアルバムとしては3年ぶりのニューアルバム発表!..ではあるものの、依然これが「最後のアルバム」なんではないかというハナシだそうで、さすが常人の手が届かないステイト・オブ・マインドの持ち主Kool Keith。プロデュースはDJ Junkaz Louが今回は全曲やってるようで、ヘナヘナで変態っぽいエレクトロ入ったサウンドとヘンテコなリズム感は、Keith様がお気に入られあらされるのも納得だな。しかもそのKeithさんと言えば、不思議なリズム感に合わせたフロウやちょっとノスタルジックなソウル風チューンなど、この期に及んで「視覚の外から急に飛び込んできた」みたいな予想外の新機軸を見せたりしてて、またも感心するやら呆れるやら...ラストアルバムでしょ!。とは言え全体的にはコレがラストアルバムっつうんならちょっと寂しいかな。が、もしまだ活動続けて新たにアルバム出したらまた「相変わらずだなあ」みたいな感じのものになりそうな気もしないでもない。でも、正直Kool KeithはもうずっとKool Keithであり続ければOKなんで「辞める!」なんて言わないで欲しいね!。
Kool Keith - New York
ニューヨーク!。全然「アンセム感」ないのがサスガ!。