Oddisee - People Hear What They See


先月今月あたりって実はアンダーグラウンドヒップホップの気になるリリースが多い!、そんな中我がブログの更新が渋くなってるのはイカン!ということでガンガン更新したい、と只今ハッスルしとるとこなんですよ。そんなモチベーションが揚がる一作が今日のピック。昨今のアンダーグラウンドシーンで最も信頼のおけるトラックメイカーの一人と言えばOddisee。そう、この方「トラックメイカーでMCもできる人」というイメージ強く持ってて。過去リリースしたソロアルバムも基本インストアルバムだったしね。ところが、新作はなんと自信のラップをフィーチャーした、ラッパーとしてのアルバムということでビックリし、さらにその「ラッパーぶり」に2度ビックリした次第でね。これまでのトラックの作風から繊細かつ情緒ある印象の詩やフロウは予想できたが、それ以外でもラッパーとしてもかなりのもんでないかい。「待たせてすまなかった。用意はいいかい?!」みたいなオープニングのノリからキマってて、その「Ready To Rock」(Track 1)の2ndヴァースの早口フロウや「That Real」(Track 4)の立て続けに韻を踏むスタイルなど、かなり明確にラッパーとしての高いスキルもディスプレイしてきてる。テクだけでなく思想や味もオリジナリティあるし、パーソナリティもきちんと出てるし。トラックの出来に関してはあえて触れるまでもないってとこかも知れないが、ラップに合わせてアグレッシヴなものとかあるのも「おおっ」ってなった。本人はあえて「デビューアルバム」と称してる通り、実際堂々たるラッパーOddiseeのデビューアルバムだと思う。文句つけるなら「ニクいあんちきしょう」が過ぎるぞ!って言いたくなるくらいなほどだな。
Oddisee - You Know Who You Are (feat. Olivier Daysoul) (Acoustic Version)

オフィシャルビデオがいきなりアコースティックヴァージョンとは、魅せるとるな〜!。



Oddisee - Let It Go

良いトラックに良いラップ、すなわち良い曲!。



Oddisee - American Greed

こういうカッコよさもある人なのね。どんどん太くなるベースラインすげえ。