Humansuit (Mestizo & Isaiah Toothtaker) - Humansuit


またまたLAアンダーグラウンド探訪の巻で、本日はシーンの中でも極めてならず者な雰囲気プンプンな軍団(レーベル)Machina Muerteいってみよう!。その中心人物はどさぐれラティーノMestizoと、タトゥー・アーティストでもあるらしいIsaiah Toothtakerで、このラッパー二人によるユニットがHumansuit。そしてこの度Machina Muerte10作目リリース記念としてフリーダウンロードにて発表されたのがそのデビューアルバムである本作なのです!。全12曲で7曲がエクスクルーシヴ、残りは2人がこれまで残してきたコラボ曲でボーナストラック扱いという、ややミニアルバムっぽい構成。新曲7曲はハードなラッピンだけでなく、いい調子のシンギングや呟いてるようなスタイルなどMestizo & Toothtaker両氏の結構多彩なヴォーカルワークが面白く、以外にもコーラスがキャッチー。かつぼんやりサイケなウワもののトラックで雰囲気が統一されてて、まとまった作品としても良い出来なんでちょっとビックリ。総合プロデュースと何曲かのトラックメイクをBluとのJohnson & Johnsonで知られるMainframeが手がけてて、彼の手柄も大きいと思われる。がっちりアルバム作ったらかなりの傑作が出来そうな風で、嬉しい驚き。Viva la muerte!
Humansuit (Mestizo & Isaiah Toothtaker) - Demo

これの完成品「Already Knowing」収録。



Humansuit (Mestizo & Isaiah Toothtaker) - Lawnmower Man (feat. Gonjasufi)

Flying Lotus製作でGonjasufi参加とは怪人ばっかりだな。単体で聴くとゲストの個性強烈だけど、アルバムではそんな不自然じゃない。



Humansuit (Mestizo & Isaiah Toothtaker) - Mourning

ラップ(?)もちょこっと入ってるものの、ほとんどコーラスがループしてるだけの曲。でもポッケに手突っ込んで歩きながら「ア〜リ〜インザモ〜ニン〜」ってずっと口ずさみたくなる。Mainframeのトラックも気持ちいい。



Humansuit (Mestizo & Isaiah Toothtaker) - IGotcha

ボーナストラックで、元はToothatkerのアルバムに収録されてた曲。ビデオ、グロいシーンはありません。が、むしろこれから殺る気満々でおっかないよ。サグなだけじゃなくてメイニアック!。



Humansuit (Mestizo & Isaiah Toothtaker) - 86'd till Infinity

「何でオレ、踊るってのにこのパンツ選んじまったんだろう?。どこにも行けやしねえ」なんて詩がブルース。アルバムには未収録(悪ふざけなので?)。