MC Eiht - Keep It Hood EP

ジェイァ！。
ジェッ、ジェッ、ジェッ、ジェッ、ジェイァ！。
ジェィィア？…。
エジェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ア！。

…更新が鈍ってるときにこれだけだとさすがに手抜きだろ！。それジェイア、いや、それじゃちゃんと書きますれば…、コンプトンのみならずオレんちでもモスト・ウォンテッド！と言えばMC Eiht。長いキャリアにおいてはコンスタントに作品を出してる印象あるラッパーさんだが、ここ数年はオリジナル・アルバムのリリースが無く、今のところ2007年のアルバムが最新。しかし、今年ようやく（出ると言われ続けていた）新作が出るらしく、そのプレリュードとして今年頭リリースされたのが「Keep It Hood」EPってわけだジェイヤ（以下ジェイァは省略）。全曲2011年の「So Well」（大好きだ）を手がけたBrenk Sinatraがプロデュースの7曲入り。2曲ほどやや硬質でシリアスなテイストの曲あるが、他はメロウ、スムース、エモーショナルと言った雰囲気で、過去のEihtの作品と比べるとかなり異質な雰囲気。古いファンは面食らうかもしれないが、ビートはどの曲も重く、またEiht氏のラップも以前よりまろやかさ、コクと深みが増していて、味わいある作品になってると思う。ストリートワイズでハードコアな詩世界は健在だし、なにより「カァ〜ンプトン！」とか言い回しのレベルでカッコいいひとだもんな。またスクラッチは全てDJ Premierによるもので、アトモスフェリックともいえる様なトラックにPremoの鋭いカッツが入る様も不思議でいい感じ。全体的にThe Foreign Exchangeの1作目みたいな良さあるのが、意外で気に入ってます。
MC Eiht - The Reign

MC Eiht - Make Me Say Mo

上モノが最早クワイエット・ストーム。

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いったいどういう経緯でMC Eihtと知り合ったのか気になるBrenk Sinatraはオーストリアのヒップホッププロデューサー。ソロでインスト作も出してるほか、昨年はUSのマルチ・ミュージシャンMiles BonnyとのコンビでS3なるユニット組んでアルバム出しているが、これがMilesのヴォーカルをフィーチャーした近頃珍しいヒップホップ分量なビートのR&Bで、とても良いね！。音楽的には「Keep It Hood」に通じるものある、のは作ってる人同じなんで当然だが、こちらはフッドというよりアーバンな良さというとこかな。
Miles Bonny & Brenk Sinatra - Let It Rain

MC Eihtの「The Reign」はこの曲のトラックをそのまま使っている。ラップヴァージョンとヴォーカルヴァージョン、お好みで楽しめます。