My favourite Dubstep / UK Funky albums of 2010 (First half)
今年の夏は戦後最高、と言うか戦後「最悪」と言ってもいい猛暑。そして9月になって過ごしやすくなったものの、日中は例年より残暑が厳しくて今日明日も夏日とはな昨今・・・2010年の上半期はいかがお過ごしでしたでしょうか!!。前回から一ヶ月ぶりでまだ上半期ベストネタだい!。今回はダブステップ&UKファンキーもの編。現在もっとも「ムーヴメント」感のあるシーン(?)だけあって基本良いものが主流な感じで、順番はともかく誰が選んでも同じようなリストになるような気もしつつ10選プラスコンピ2作は以下のようになっております。
01. Starkey - Ear Drums and Black Holes
上半期数少ないブログ更新の中で取り上げてます!。そこでも書いたと思うけど音の「感触」がとにかく良いんだ。
02. MRK1 - Sound Of Contagious
ダブステベース+UKファンキービーツ+「トワイライトゾーン」ネタという大変「ウェポン感」溢れるあの名作「Killzone」で始まる、MRK1のレーベルContagiousのレーベルコンピ。15曲中4曲以外はMRK1かVirus Syndicateの曲なんでMRK1の作品集と思ってよし。
03. Breakage - Foundation
ダブステップなグルーヴ、サウンドはもちろんのこと、いたるところに感じられるジャングル&ハードコアブレイクビーツ魂に惚れ惚れな一作。
04. Scuba - Triangulation
「ディープなテクノを取り入れたダブステップ」からもっと作品的に進化してるに留まらず、なんつってもビート、グルーヴをより強化しているのが大変素晴らしい。2枚目でこういう展開ってBurialもそうだったけど、両者共ワカッテルよ!。Massive Attackは見習って!。
05. Digital Mystikz - Return II Space
待ってました!。シーンの超大物、初アルバムはさすがの貫禄作。全6曲しかないけど「片面1曲づつのプレート3枚=6曲」という仕様なので納得だ。ヴォリュームは低音の方に効かせとるしな。次はRandom Trio来い!。
06. Roska - Rinse presents Roska
UKファンキーを骨組みだけにしたみたいなシンプルなサウンドが実にカッコいいRoskaのアルバム。聴いてると2ステップ、ガラージハウスからダブステップまで関係してる音楽スタイルの輪郭というか関係性というか、色々見えてくるのが面白い。
07. iTAL Tek - Midnight Colour
エレクトロニカ、IDMサウンドからダブステップのリズム感やグルーヴを見直したかのような鋭い2nd。コレ聴いて前のやつ聴いたら1stがすごく「既存のダブステップ」って感じするほど。
08. F - Energy Distortion
こちらはダブステ感たっぷりのグルーヴで、浮遊感溢れるテクノやってて気持ちいい〜。フランスのアーティストだって。
09. Rudi Zygadlo - Great Western Laymen
ダブステップなグルーヴでニューウェーヴやエレポップ雰囲気なサウンド。Planet Muここまでで3作!。
10. Rusko - OMG
サウンドスタイルを広げるのは全然問題ないし、実際アルバムも良い出来。でもDub Policeの頃のルードな雰囲気が欠けてるのが惜しくて、楽しい内容なのになんか引っ掛かるものが取れないというかモヤモヤが晴れない気分になるという。Dub Policeの音は光沢のある黒色や銀色という感じだけど、この「OMG」はカラフルでビカビカMad Decentの色合いって感じでね。う〜んブースト。
VA - Scion CD Sampler Vol. 28: Dub Police
・・・んなワケで、「もっとブーストを」というアタクシの様な輩にはこっちだ!。Scion Samplerシリーズ28番はDub Police署員全員出勤で(ポリスなのに)ライオットなベースと悪いグルーヴに溢れるコンピに!。DNBで言うとGanja Kruみたいな感じでずっと続けてほしい。
VA - Deep Medi Releases Volume 1 and Volume 2
Deep Medi Muzikも今年レーベルコンピが出ましたね!。Silkieに続くアーティストアルバムにも期待したいところ。