Area Forty_One - Discharging Clouds EP
普通何でも「暗い影が落ちてくる」と表現されれば不吉な前兆のことなもんですが、ことテクノ＆エレクトロニックミュージックに関してはこれが吉兆！。しかもここ最近はそんなダークなテクノで良いのが多くて、ゲット・ダーカーなんウェルカムな身としては良い傾向だと喜んでおるのである。アムスの優良テクノレーベル、デルシンもシーンのダーク化に一役買っているとこあって、傘下レーベルAnn AimeeからリリースされたArea Forty_Oneを名乗るDennis Van GemertなるニューカマーのデビューEPもまた嬉しいダークさ。これもまた最近のダークなテクノに総じて言える、00年代っぽさよりは90年代っぽいようなミニマルで怪しくスペイシーな音ですね。もちろん00年代のシーンにに顕著だったダブテクノやテック的なとこもあります。1曲だけビートレスなものあるがそのアンビエンスもナイス。タイトル通り雨音をイメージした1曲目「Raindrop Prelude」は特にフェヴァリット。音楽的にもマインド的にも「雲行きが怪しくなる」といったコンセプトがよく表現できてる全6曲。これからのリリースも期待していいんじゃなかろうか。
Area Forty_One - Cumulonimbus
ここ数日鉛色の空をボンヤリ眺めながら聴いたら気分がハマることしきりだったのだ。
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