Marco Polo & Ruste Juxx - The eXXecution

ヒップホップアルバムのリリースラッシュチェックはまだ終わってはおらぬ!。早速再開の今日は、昨年Toraeとのアルバムがバンギンで最高だったMarco Poloの新作。もう出たよ!。今回もMC一人との「ワン・オン・ワン」スタイルで、そのお相手とはDuck DownのRuste Juxx!。Toraeとの「Double Barrel」と比べると汚れた質感のビート&ベースは共通してるが、トラックの組み方やサウンドのパターンに幅を出してる。Rusteは一昔前のレゲエMCのようなダミ声で「タチ悪カッコいい」ラップスタイルで、トラックメイカーにすれば「使い勝手があるタイプ」という見方ができるのかな。ラフ、ラグド&ロウな音でそれなんで、アンダーグラウンドヒップホップ聴いてみたいけど、いきなり淡々したような奴はどうも、という人にも薦められるかも。あとジャーロな香りがプンプンのアルバムカバーは・・・「オブジイヤー」級でしょう!(まただ)。



いきなり怪しい爽やかさから一転「え〜!?」と驚きの面白ビデオ・・・の予告編。本編早く見たい!。



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Marco Polo & Ruste Juxx - The Pre-eXXecution (2010)

この2人「The eXXecution」リリースまでにカウントダウンといった趣で毎日1曲全13曲のフリースタイルを発表してます。なんと全曲ビデオあり。トラックは総て過去作含めMarco Poloのもの。


#13は「Nostalgia」のビートでフリースタイル。


Ruste Juxx - Indestructible (2008)

以前Jahdanののアルバムのときにもちらっと取り上げたRusteのデビュー盤。正式にはアルバムタイトルに「Sean Price presents...」ってのがつくんだが、Sean Pさん別にラップもトラック作りもしてない。「Sean Pのオススメ!」って感じか。その押しも十分な一作で、実は「The eXXecution」に通じるトラックの作りの幅がある。Black Milkが素晴らしい、ってのは言うまでもないかい。


こんなアッパーなトラックも。トラックはPF Cuttin。Lil Vicって子供ラッパーもいい。


おまけ Making Beats With Marco Polo


Marco Poloがビートを製作(を実践&解説)する「作業中動画」。延々と見てられるな、こういうの。